鉄骨が急激に成長中!中之島の再開発!(仮称)中之島4丁目未来医療国際拠点開発新築工事 22年8月の様子

(仮称)中之島4丁目未来医療国際拠点開発新築工事は再生医療をベースに、最先端の「未来医療」の実用化・産業化拠点として2024年初旬にオープンを予定し、中之島4丁目で整備が進められています。
計画概要

★所在地/大阪市北区中之島4丁目32番17
★敷地面積/8,600.00㎡
★延べ面積/57,090.80㎡
★階数・高さ/地上17階・86m
★工事完了予定/2024年1月中旬

R&Dセンターは3〜6階の低層部にサロンや治験関連施設を設け、7階より上をリエゾンオフィスとして関連企業や研究機関が入居します。
MEDセンターは高度健診センター(3階)、再生医療関連のクリニック(4階)が入居し、5階より上に病床数約170床、延べ面積12,000にもなる病院を設け、臨床治験機能を備えるほか、急性期、回復期、地域包括ケアにも対応します。
1・2階には中之島国際フォーラムとして交流促進施設(1,200㎡)たカンファレンスセンター(1,700㎡)が整備されます。

お隣の大阪中之島美術館とは2階レベルにてデッキで接続される予定ですので、バリアフリーのアクセスが確保されます。
計画地

計画地は大阪の中心地である梅田エリアから約1.2km南西に位置しています。最寄駅としては京阪「中之島駅」があるのですが、京阪中之島線そのものが不便極まりないので、正直交通の便はあまり良いとは言えません。

ただJRのなにわ筋線が開通する2030年度には「中之島駅」が開業し、広域アクセスが飛躍的に向上することとなります。
完成イメージ図(出典:未来医療推進機構)



向かって左がリエゾンオフィス等で構成される「未来医療R&Dセンター」。右が病院等で構成される「未来医療MEDセンター」です。2棟に見えますが用途によって外観を分けているだけで厳密には1棟のようです。
現地の様子(2022年8月)




1ヶ月ぶりの現地でしたが、7月には存在すら確認できなかったら地上部の鉄骨がもうここまで育っていました。



鉄骨はリエゾンオフィスが入居する「未来医療R&Dセンター」のものです。現在はまだレンタルらぼやシェアラボ等で構成される基壇部にあたります。

2月に開業した大阪中之島美術館とは大変近接しています。将来的には2階レベルにてデッキにより繋がることになり、東の中之島3丁目からこの付近までの回遊性の高まりが期待できます。

最後は計画地の北東にある田箕橋からの眺めです。大阪中之島美術館の袂から鉄骨が姿を現しています。つい先日この黒い箱が登場したと思っていましたが、1年半後には本計画が完成し、瞬く間に見慣れた風景が変わっていきます。都市の景観の変化は目まぐるしいものなので、その都度都度で今だけの景色を大事に見守りたいと思います。
京阪中之島線は阪神西九条方面に延びて、阪神と相互直通運転となれば、中之島は京都にも神戸にも新大阪にも関空にも行きやすくなるので、そうなってほしいと常々思ってます。
コメントありがとうございます。
このまま盲腸線で終わるにはあまりにも惜しいです。
阪神との相互運転おもしろそうです。