日本橋の上海新天地跡にハイアット系のホテルが進出!キャプション by Hyatt なんば 大阪 22年3月の様子
日本橋の堺筋沿いにあった在阪中国人やインバウンド向け商業施設「上海新天地」跡にハイアットの新しいライフスタイルホテルブランド「キャプション by Hyatt」が進出することが決まりました。
計画概要
★所在地/大阪市中央区日本橋二丁目3番1号
★敷地面積/958.72㎡
★延べ面積/6,107.42㎡
★階数・高さ/地上11階・40.20m
★客室数/167室
★工事着手予定/2022年6月上旬
★工事完了予定/2023年12月下旬
★開業予定/2024年前半予定
キャプション by Hyatt
「キャプション by Hyatt」はハイアットホテルズコーポレーションが2019年に発表した新しいホテルブランドです。ホテル内にロビーを併設しないなど、既存の概念を取り払い、「Talk Shop」という飲食を提供するスペースを中心に旅行者だけでなく地元の人も含め、人と人との繋がりを意識したコミュニティの創出を念頭に置いたホテルとなります。まあ自分で書いてて全然イメージできないんですけどね。
本計画はサンケイビルが開発し、ハイアットの関連会社を通してフランチャイズ契約を締結しました。同ブランドは2022年にメンフィスと上海で開業を予定されており、日本では2024年開業予定の本計画が初進出となり、その翌年2025年に「キャプション by Hyatt 兜町 東京」が開業予定です。
計画地
計画地は大阪市内を南北に走る堺筋に面しています。大阪メトロ堺筋線及び千日前線の日本橋駅からですと徒歩7〜8分ほどでしょうか。また南海の難波駅からも同程度の距離となります。
現地の様子(2022年3月)
上海新天地というインバウンドを意識した施設が閉店し、建物が解体されてからはコインパーキングとして供用されています。計画地の西には大阪市内を南北に貫く、車は北行き一方通行の堺筋が走っています。大きな通りですがこの周辺は路上駐車も多く、自転車のマナーも悪いので、来るたびによく事故が起こらないものだと思います。
工事着手がまだ3ヶ月ほど先になりますので、まだ当面はこのままコインパーキングとして供用されることになるかと思います。
計画地周辺
数年前インバウンド景気が沸騰していた頃、我が世の春を謳歌していた黒門市場は計画地から歩いてすぐに位置しています。その頃あまりにも外国人観光客目当ての商売に全振りしてしまい、多くの日本人の反感を買ってしまいました。ただ商いをする上で確実な需要があれば、そちらに傾倒するのもやむを得ないかなと個人的には思います。
本計画が開業する2024年に外国人観光客は戻ってくるのでしょうか。また戻ってきた際には黒門市場はどうのようスタンスで対応するのでしょうか。
そして本計画の正面、堺筋の先に大阪厚生信用金庫のもと本店があります。つい先日3月22日にここから1kmほど北の長堀橋に移転したところです。こちらの建物も敷地面積はそれほどないものの、今後どのように活用されていくのか注目です。
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