難波の再開発!日本初進出のハイエンドホテルが2023年夏に開業!(仮称)センタラグランドホテル大阪 22年7月の様子

なんばパークスの南に位置する大阪市浪速区難波中二丁目では、タイのバンコクに本社を置くセンタラ・ホテル&リゾートが2023年7月の開業を予定し、客室数515室の高層ホテル「センタラグランドホテル大阪」を建設中です。
計画概要

★所在地/大阪市浪速区難波中二丁目20番2、21番1
★敷地面積/4,404.72㎡
★延べ面積/39,175.30㎡
★階数・高さ/地上34階・141.56m
★総客室数/515室
★工事完了予定/2023年3月31日
★開業予定/2023年7月
計画地

大阪代表する繁華街である難波の一番南端に位置します。なんばパークスという商業施設の南にあり、南海の難波駅からはそのなんばパークスの中を通って徒歩5分ほどで到着します。

難波中二丁目計画と名付けられている敷地は3つに分けられ、それぞれ新たにビルが建設されます。今回のセンタラグランドホテルはA敷地になります。
完成イメージ図

北東からのイメージかと思われます。屋上レストランやスカイバーが計画されている最頂部のの一部に凹凸が見えますが、夜になるとどのようなライトアップを見せてくれるのでしょうか。

垂直の白いラインが各面に施されています。ホテルの持つ上質感というより、アクティブで特異な外観ですが、難波の空に映えるのではないでしょうか。

低層階は2階レベルで南のなんばパークスや西のヤマダデンキLABIなんば店と繋がることとなり、ポケットパーク的な空間が誕生することとなります。
現地の様子(2022年7月)






かなり広範囲からも営業成績のグラフのような外観を見ることができます。梅田ほど高層ビルが多くないので約140mの高さしかない本計画でもそれなりに存在感を出しています。
最頂部の様子(2022年7月)



完成イメージを見るとルーフトップバーとなる最頂部は北西角を一口齧ったように欠けています。

その姿は計画地南、なんばパークスの渓谷からも確認できます。わざわざ見上げる人は少ないのでしょうが、私には難波の新時代を予感させてくれる眺めです。
低層階の様子(2022年7月)


一方商業施設となる基壇部の様子です。前回訪れた際に昭和時代の地方自治体によくある文化施設のようで野暮ったく感じると申し上げましたが、その印象は変わることはありません。


しかし大きなガラスが嵌め込まれた北面は、通りからもよく見えシンボル性も高そうです。これは吹き抜けになってんのかな?光の反射でよくわかりません。


なんばパークスやヤマダデンキLABIなんば店と結節点の様子です。南海電気鉄道による中規模オフィス(B敷地)はすでにそれらとデッキが繋がりつつあるようですが、本計画はまだ孤立したような状態です。ただ俯瞰すると思いの外広い空間が誕生することがわかりますので、完成後は通り道としてではなく、人の集う場として各施設への来館者を受け止めてくれそうです。


結節点あたりのなんばパークス内に上記のポスターが掲示されていました。今回の計画(A〜C計画)が「まち」と呼べるほどの大きな開発か?というのはこの際置いといて…「新しいまち」という使い古されている表現ではありますが、ターミナル機能を持つエリアとしてはあまりにも再開発の少ない難波エリアの「新しいまち」として、変化の伝播に繋がれことを個人的には期待しています。
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