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社会実験実施!2025年!難波駅前が洗練された空間へ!なんば駅周辺道路空間の再編 21年11月の様子

北からの眺めです。

現在「難波駅」周辺では「道路空間再編(歩行者空間拡大)歩行者空間の利活用」の社会実験を2021年12月2日まで実施しています。

北西からの眺めです。

大阪市では「なんば駅周辺道路空間の再編にかかる基本計画」に基づき、車中心の空間から人中心の空間の実現に向け、大阪市南部の玄関口である難波駅前の道路空間の再編を検討しています。

南東からの眺めです。

「なんば駅前周辺道路空間の再編に係る基本計画」とは、2016年に難波駅前の広場化を想定した空間活用の社会実験をまちづくり協議会や大阪市等の主催により実施し、多くの方々に好評を博し、その後公民協働による難波駅前の広場化を実現するための指針として2017年に策定されたものです。

前回の社会実験はどちらかというと難波周辺の利用者にイベントなどによる広場活用をイメージしてもらうことに主眼が置かれていましたが、2回目の今回は実際の人の流れや車などの周辺の影響や貨物車両の通行や荷捌きルールの検証のためのデータ集積に近いように思われます。

東からの眺めです。

難波駅前広場は北は丸井、南は高島屋に挟まれた東西に細長い約2,000㎡ほどの空間です。現状は北側の御堂筋からなんさん通りに抜ける車道と、南側のなんさん通りから御堂筋に抜ける車道の間にタクシープールと植栽が配されているために、南北が分断され一体的な空間として確保されていません。

なんさん通りの北からの眺めです。
なんさん通りの北からの眺めです。

広場に接続しているなんさん通りは普段から駐車する車も多く、また両サイドの歩狭いために、車に自転車、横断する歩行者と、安全性に問題のある通りです。

将来イメージとの比較

南東からの眺めです。
完成予想図です。
東からの眺めです。
完成予想図です。
南西からの眺めです。
完成予想図です。

現在の広場は2,000㎡ほどですが、整備後は既存の車道や歩道と一体的な空間となりますので、5,000㎡超の駅前空間となります。そこからさらに南東へなんさん通りが歩行者空間となりますので、大変開放感に溢れたものとなります。



2016年の社会実験の後、2020年度をメドに難波駅前広場の改造を行うとされました。その内容としては、なんさん通りを南行き車両のみの一方通行化することとし、広場も同様に南行き道路を残すというものでした。

東からの眺めです。

しかしながら最終的には荷捌き車両を除き、一般車を原則進入禁止とするほぼフルモール化に舵を切ったことにより、2025年の完成時には関西空港からダイレクトに繋がる大阪市の南の玄関口として、周辺との回遊性を高め、居心地のよい開放的な空間に生まれ変わることになります。

そしてそれは染み付いた既存の難波エリアのイメージそのものを変えるものとなります。品の良い上質な都市空間は東京だけのもの。梅田だけのもの。難波にはそんなものはいらない。ごちゃごちゃ雑多な空間こそが難波。そのような凝り固まった観念を打ち破り、洗練された都市空間に対するアレルギーを無くすためにも、本件による歩行者空間拡大は難波にこそ必要なプロジェクトだと思いますので、大阪・関西万博開催される2025年は難波にも大注目です。



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