まもなく工事着手される十三の再開発!もと淀川区役所跡地等活用事業 (仮称)大阪市淀川区十三東計画 東敷地新築工事 22年6月の様子

大阪市はもと淀川区役所跡地等活用事業において、阪急阪神不動産と高松建設のグループを開発事業予定者に決定し、2020年10月29日に基本協定書を締結しました。その後1年ほど工事着手が延期されるなどありましたが、この8月に正式に工事着手となります。
計画概要

★所在地/大阪市淀川区十三東1丁目21-3他
★敷地面積/7,274.38㎡
★延べ面積/84,300㎡(予定)
★階数・高さ/地上39階・約144m
★主要用途/集合住宅(分譲)712戸、店舗、市立図書館、学校図書館、郵便局、保育・学童施設、民営駐輪場、事務所
★工事着手予定/2022年8月上旬
★工事完了予定/2026年5月末日
計画地

計画地の最寄駅となる阪急の十三駅は、大阪市内で一番北に位置する歓楽街です。梅田駅から京都線、宝塚線、神戸線の列車どれに乗っても3〜4分で到着します。

十三駅から徒歩2〜3分の南東に位置し、前面に淀川通りが走っています。主となる東側の広い敷地(A:東敷地)と道路を隔てた西側の狭い敷地(B:西敷地)、ふたつの敷地から構成されます。
完成イメージ図

「十三地区のブランド向上」、「にぎわいづくりや交流促進」、「淀川区政推進への寄与」が期待でき、隣接民有地を活用した十三のランドマークとなる複合施設が計画されています。

向かって左の高層ビルが建つ敷地が今回ご紹介しているA:東敷地です。今まで存在しなかった140m超のビルの出現は、十三の風景を一変させ、低層階の雰囲気は十三そのもののイメージを大きく変えてくれそうです。


東西両敷地の間も常緑樹が植えられることになり、また低層階の各フロアにも緑が多く施されるので、雰囲気が一変することでしょう。

淀川通りに面した足元には、東西両敷地合わせて約2,700㎡もの豊かな公開空地を設け、周辺地域にゆとりを与えます。淀川通り沿いについては公共歩道と合わせて8mの幅員を確保し、安全な歩行者道路を整備します。

また高層棟の高層部は道路から約30mセットバックさせ、日影と圧迫感を低減します。
現地の様子(2022年6月)


十三駅から商店街を抜けると淀川通りを先に計画地が見えてきます。


計画地の北角、淀川通りに面している月極駐車場は今回の計画地に含まれていません。


計画地を公開空地がぐるりと囲む形となりますが、計画地の周辺はラブホテルが数件営業しています。そのあたりにも公開空地が設けられますが、なんともいえない雰囲気の空地となりそうです。
敷地内の様子(2022年6月)




現在敷地内では地下構造物の処理がなされているのでしょうか?工事着手はこの夏8月から予定されて、完成は約4年後の2026年5月とまだまだ先ですが、淀川以北の最高峰として、そして2025年の大阪・関西万博終了以降の再開発案件として大変楽しみです。
2月の様子はコチラ!→2022年2月
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