北大阪急行延伸による新駅整備!箕面船場阪大前駅エントランス整備 22年6月の様子

北大阪急行の「箕面船場阪大前駅」では2023年度の開業を控え、現在整備が行われています。「箕面船場阪大前駅」ではすでに大阪大学箕面キャンパスや箕面市の文化ホールなどが駅前にオープンし、また新たな住宅開発も始まりました。多くの人々を迎え入れる新駅エントランスは、先行する施設との一体性、連続性など調和が図られます。
計画地

北大阪急行は2023年度に「千里中央駅」から北へ約2.5km延伸し、「箕面船場阪大前駅」はその中間駅として整備されます。大阪メトロ御堂筋線に乗り入れ、「梅田駅」と20数分で結ばれることになります。

街への出入口となる本計画は、街のシンボルであろうメインデッキにより各施設及びその周辺地域と繋がります。
完成イメージ図

改札階は地下空間ながら自然光が降り注ぎ、大変ゆとりのあるダイナミックな空間が整備されます。また同階にはカフェやギャラリー等の滞留施設も予定されています。

地下の改札階から地上2階まで直進するエスカレーターが設置されます。地上にはメインデッキと調和が図られた駅前広場では植栽やベンチなど人が集う空間が整備されます。
現地の様子(2022年6月)


吹き抜けが整備される地下空間ですが、ぽっかりと穴が開いており大変イメージがしやすい状態です。この穴がそのまま全て残されるわけではないでしょうが、かなりの自然光溢れる空間となりそうです。

そしてその吹き抜け空間通り、地下の改札階から2階レベルのデッキまで直通エスカレーターが整備されます。

こちらは駅前広場が整備される南側です。そこまで広くはありませんが、メインデッキのあたりは緑が圧倒的に足りてないので、駅前広場の植栽は行き交う人々に癒しを与えてくれる貴重な存在となります。
歩行者デッキの延伸


箕面船場阪大前エリアのシンボルであるデッキは新駅を中継し、国道423号を越えて西側に延伸されます。

大阪大学などのアクセスともなっているデッキからの眺めです。新駅の整備にあわせて、矢印の方向に延伸されます。

延伸されるデッキは新駅の吹き抜けの上を跨ぐように設けられ、正面のビルの間に抜けていくことになります。

国道423号により計画地の西側からのアクセスに若干難のある「箕面船場阪大前駅」ですが、このデッキの延伸により心理的な部分も含めて大幅にアクセスが改善されます。
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