23年3月工事完了!南港咲洲の再開発!西尾レントオールR&D国際交流センター開発 21年12月の様子

建設機械・機具全般、産業用機械などのレンタル事業を展開する西尾レントオールは南港・咲洲に業務・研修所・宿泊施設・MICE関連施設・展示場などを整備します。
大阪以外の方はあまり南港(咲洲)は馴染みがないかと思います。大阪駅(梅田)からの鉄道アクセスは数通りありますが、どれも少なくとも1回の乗換は必要となり、時間としては30分弱は要します。また2025年開催の大阪•関西万博やIRの予定地でもある夢洲の南に位置する人口島でもあります。
場所は大阪府の咲洲庁舎の北東に位置する2区画(A敷地 B敷地)となります。A敷地に隣接する南側ではスポーツ用品メーカーであるミズノの新研究開発拠点が建設中です。

上記は本計画発表時の内容ですが、工期は第1期と第2期にわけられていました。現地に掲示されている建築計画のお知らせを見る限りでは、以前の西エリアをA敷地。東エリアをB敷地と改称され、工事着手も工事完了も同時期開発となりました。
A敷地の建築計画のお知らせ

★所在地/大阪市住之江区南港北1丁目9-1
★敷地面積/12,921.25㎡
★延べ面積/9,159.00㎡
★階数・高さ/地上5階・25.34m
★工事着手予定/2021年10月上旬
★工事完了予定/2023年3月下旬
A敷地の様子(2021年12月)





A敷地の計画は当初予定より床面積が少なくなっています。完成予想図とは若干異なった出来栄えとなるのではないでしょうか。


計画地の南西に位置する大阪府咲洲庁舎から2階レベルでデッキが伸びています。冒頭の完成予想図を見るとこのデッキが延伸され、本計画の2階と直接繋がるようです。
B敷地の建築計画のお知らせ

★所在地/大阪市住之江区南港北1丁目8-1、8-4
★敷地面積/20,116.23㎡
★延べ面積/9,918.00㎡
★階数・高さ/地上2階・17.2m
★工事着手予定/2021年10月上旬
★工事完了予定/2023年3月下旬
B敷地の様子(2021年12月)


B敷地の床面積については当初計画通りとなるようです。ただ敷地面積が約5,000㎡も増えています。敷地の南東については当初は含まれてなかったということでしょうか。


コロナに振り回され内容、工期ともに変更となり、2023年3月の完成、全体開業という形に落ち着いたようです。


最後は計画地に隣接してそびえたつ、南港(咲洲)を代表する大阪府咲洲庁舎とミズノ本社ビルの眺めです。この両高層ビルの足下に長きに渡り開発されることなく広がっていた敷地が、本件とミズノの新施設ととも研究開発の拠点として芽吹こうとしています。
隣接地にはまだまだ手付かずの土地が広がる南港(咲洲)ではありますが、本格的に人が集う街となるよう本件及びミズノの研究開発拠点には、賑わいと活力を生み出し、飛躍の糸口となってもらいたいものです。
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