大阪メトロ初の分譲マンション事業!上本町の複合タワーマンション再開発計画!(仮称)上本町駅前タワー 22年3月の様子

(仮称)上本町駅前タワーは大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)と関電不動産により大阪市天王寺区上本町に建設される定期借地権付タワーマンション計画です。本計画は大阪メトロが手掛ける分譲マンション事業第1号記念物件としと、大変注目される再開発計画です。
計画概要

★所在地/大阪市天王寺区上本町6丁目3番42他
★敷地面積/1,483.79㎡
★延べ面積/16,914.06㎡
★階数・高さ/地上29階・99.98m
★総戸数/135戸
★工事着手予定/2021年12月上旬
★工事完了予定/2024年7月下旬
建築計画のお知らせなど、当初発表されていた名称は(仮称)OMタワー上本町でしたが、公式サイトでは(仮称)上本町駅前タワーとなっていますので、今後はそちらで呼びたいと思います。
計画地

計画地は近鉄の大阪上本町駅から徒歩数分の北側。大阪市内を東西に走る千日前通りを超えた先に位置します。大阪メトロ千日前線及び谷町線の谷町九丁目駅からですと徒歩7〜8分といったところでしょう。

上本町駅の周辺にはすでに何棟かのタワーマンションがありますが、外観としては落ち着いた色味のものが多く、本計画のようなガラス主体のタワーマンションは大変目立つ存在となるのではないでしょうか。
完成予想図

高さとしてそれほどありませんが、発表された外観イメージは垂直にも水平にもアクセントが入っており、ガラス張りとなっている四隅がより洗練された都会的な雰囲気を出しています。1〜3階の下層階には商業テナントが入居しますが、こちらも大阪メトロがどのような施設、空間を創出するのかも注目です。
現地の様子(2022年3月)



計画地の南を東西に走るのは千日前通りです。東へ向かうと鶴橋。西へ向かうと難波です。



「新たな事業領域へ」という宣伝文句に大阪メトロ初の分譲マンション事業という意気込みを感じます。今回は大阪メトロ単独事業ではありませんが、今後ノウハウを蓄積し、いずれは住居系のみならず、多岐に渡ってあらゆる不動産、都市開発に進出して行くこととなるでしょう。



計画地より北側は中小のマンションが建ち並ぶ住宅街です。視認性の高い本計画はその住宅地へ人を誘うような存在となりそうです。

最後は計画地とその南を東西に走る千日前通りを挟んで対峙するシェラトン都ホテル大阪との眺めです。本計画が工事完了を迎える2024年頃には今は不透明な上本町ターミナル事業も始動し、エリアそのものが大きく変わろうとする足音が聞こえてきているのではないでしょうか。新たなステージへと飛躍する上本町エリアにおいて、先駆者となる本計画ですが、早くそのスタイリッシュな姿を見てみたいものです。
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