御堂筋、本町エリアに新たな高層ビル再開発!地上26階!高さ124.12m!(仮称)本町4丁目プロジェクト 22年9月の様子

(仮称)本町4丁目計画は御堂筋沿いにある第二有楽ビル及び相愛学園のD&E棟跡地にホテルや学校施設が入居する2棟のビルを、2026年3月31日の工事完了を目指し建設するプロジェクトです。
相愛学園の2020年、2021年の事業計画書によると本町学舎内のD棟及びE棟については建替えを検討すると記載されています。前回のブログで私は第二有楽ビル、相愛学園D棟&E棟の既存3棟を解体し、その後大きな1棟の建物を建設し、ホテルや校舎としての機能を持たせた複合ビルとして開発するのではと予想しましたが、その読みはいい意味で外れました。
計画地

第二有楽ビルは大阪メトロ御堂筋線「本町駅」と直結しています。そして第二有楽ビルと併せて相愛学園のD及びE棟も解体に着手されており、それらを纏めて「本町4丁目プロジェクト」と称されています。
計画概要

★所在地/大阪市中央区本町4丁目27番11の一部、27番14
★敷地面積/3,309.00㎡
★建物延床面積/45,486.19㎡
★延べ面積/45,486.19㎡
★階数・高さ/地上26階・124.12m
★工事着手予定/2022年11月15日
★工事完了予定/2026年3月31日

計画では2棟のビルが建設されるようですが、御堂筋沿い第二有楽ビルが低層のホテル棟へ。そして相愛学園のD&E棟が地上26階・高さ約124mの高層ビルとなります。
入居ホテル概要(第二有楽ビル跡)

★階数/地上13階
★施設延床面積/8,241.38㎡
★営業開始予定/2026年7月1日
★客室数/209室
第二有楽ビルに建てられるビルはほぼ全フロアがホテルとしての用途となるようです。
現地の様子(2022年9月)


御堂筋からの眺めです。解体が進む第二有楽ビルは大阪メトロ御堂筋線「本町駅」と直結しています。新しくホテル棟として生まれ変わるビルも旧ビルと同様に直結するものと思われます。


西からの眺めです。相愛学園の既存校舎の解体が思った以上のペースで進んでいます。こちらに高層ビルが建設され学園機能や事務所が入居することになります。事務所というのが学園の関係なのか、一般の業務、オフィスなのか不明ですが、これだけの規模ですのでおそらく賃貸オフィスになるのではないでしょうか。


計画地を徐々に北に離れてみました。後方にアパホテルやブランズタワー御堂筋本町、サンケイビルの塔屋などが見えています。いずれもここ3年以内に開業した高層ビルです。

また計画地の東を走る御堂筋を挟んで2023年春竣工予定の本町ガーデンシティテラスが建設されています。本計画の高層棟との間にはホテル棟がありますが、完成後2棟の高層ビルが御堂筋を挟んで建つ新たな光景が今から楽しみです。
本町駅周辺の開発

現在梅田周辺では至る所でタワークレーンが建ち並んでいますが、大阪市内でその梅田に次いで勢いを感じるのがこの本町エリアではないでしょうか。2021年以降の「本町駅」周辺の再開発プロジェクトを上記に示してみました。それまでの凪状態が嘘のように、新たなプロジェクトが湧いてきます。

最後は御堂筋と本町通が交わる本町3丁目交差点からの眺めです。大阪の再開発は数年前まで、2025年開催の大阪・関西万博の開催に待ち合わせる再開発計画が中心となっており、コロナ禍もあってその後は尻すぼみになるのではと一抹の不安もありました。
ただ本計画のようにアフター万博の再開発もこのところ徐々に顕在化しつつあります。さらにIRの進出が確定するとよりその動きは顕著になると思われますので、2030年頃には今では想像できない高層ビルが林立する光景が御堂筋、本町エリアには広がっているかもしれませんね。
これは予想外でしたね。数ヶ月前に第二有楽ビル建替の話を知った時は、御堂ビルと一体再開発じゃなくて結構がっくしきましたが。
コメントありがとうございます。
竹中と大成ですから難しいでしょうね。
御堂ビルは今後のお楽しみということで。
竹中こそ再開発してほしいのに。
角ビル老朽化だし。
コメントありがとうございます。
本件が完了後のお楽しみということですね。
本町の建て替えが遅れたのは梅田が関係してると思っていました
阪神・郵便局跡地・小学校跡地・ウメキタ
ここがどれだけの規模かわからないので様子を伺ってた待ってたのではないでしょうか
特にウメキタですかね
コメントありがとうございます。
たしかに他のプロジェクトの詳細は気になるでしょうね。特に梅田の吸引力に対抗するとなると並大抵のものではつとまりませんから。