御堂筋に高さ約100mのツインタワーの光景が誕生!?アーバンネット御堂筋ビル 23年5月の様子

アーバンネット御堂筋ビルは大阪市中央区淡路町の御堂筋沿いにて、NTT都市開発により建設されている2023年12月工事完了予定のオフィスビルです。
計画概要

★所在地/大阪市中央区淡路町四丁目30番2の一部
★敷地面積/2,770.88㎡
★延床面積/42,362.02㎡
★階数・高さ/地上21階・100m
★工事完了予定/2023年12月31日

1階から3階までがパブリックフロア、4階より上がオフィスとなります。純粋なオフィスビルの誕生は個人的にも大変嬉しいところです。
計画地

計画地は大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋駅」と「本町駅」の中間、御堂筋の西側に位置します。若干本町駅からの方が近いと思いますが、それほど差はありません。
完成イメージ図(出典:アーバンネット御堂筋ビル公式サイト)


外観は高さ50mにて2層に分けられ、低層部は前ビルの意匠を踏襲するような趣き、そして高層部は都会的な外観と、上下まったく異なる表情のビルとなります。

中・高層部には基準階400坪の賃貸オフィスを計画し、テナント専用ラウンジやまた最上階にはテナント専用ルーフトップテラス等の充実した供用スペースを設けます。ここから見る大阪の街並みや御堂筋は最高でしょうね。


また御堂筋に面する開放的なビルエントランス、上質なにぎわいを形成する店舗、ホワイエやテラスと一体利用が可能な多目的ホールなども整備されます。
現地の様子(2023年5月)


約2ヶ月ぶりの現地となります。タワークレーンはまだ残っており、足周りなどはまだまだこれからですが、見方によってはすっかりひとり立ちしたようにも思います。


前回訪問時はまだまだ御堂筋の木々に葉も少なかったのですが、今は力強い緑に彩られ、ビルも心なしか嬉しそうです。

少々距離を取って御堂筋と本町通の交差する本町3丁目交差点からの様子です。高さはありませんが思っていた以上に東西幅のある、揺るぎない様がこちらからでも見て取れます。
オービック御堂筋ビルとの眺め(2023年5月)


本計画の完成により、2020年1月に竣工したお隣のオービック御堂筋ビル(地上25階・高さ116.35m)との並びはツインタワーのように映ります。これにより御堂筋に100m超えのビルが初めて連続することになります。


数年前には御堂筋に100mを超えるビルが並び建つなど、想像することすらありませんでした。御堂筋の新時代を感じさせるこの2棟の誇らしげな姿には、胸にグッとくるものがあります。
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