御堂筋沿い高さ100mの再開発ビル!2023年12月工事完了!アーバンネット御堂筋ビル 22年1月
アーバンネット御堂筋ビルは大阪市中央区淡路町の御堂筋沿いにて、NTT都市開発により建設されている2023年12月工事完了予定のオフィスビルです。
計画概要
★所在地/大阪市中央区淡路町四丁目30番2の一部
★敷地面積/2,770.88㎡
★延床面積/42,362.02㎡
★階数・高さ/地上21階・100m
★工事完了予定/2023年12月31日
※建築面積、延床面積、容積対象床面積に変更がありました
1階から3階までがパブリックフロア、4階より上がオフィスとなります。純粋なオフィスビルの誕生は個人的にも大変嬉しいところです。
計画地
計画地は大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋駅」と「本町駅」の中間、御堂筋の西側に位置します。若干本町駅からの方が近いと思いますが、それほど差はありません。
完成イメージ図(出典:アーバンネット御堂筋ビル公式サイト)
外観は高さ50mにて2層に分けられ、下層は前ビルの意匠を踏襲するような趣き、そして上層は都会的な外観と、上下まったく異なる表情のビルとなります。
中・高層部には基準階400坪の賃貸オフィスを計画し、テナント専用ラウンジやまた最上階にはテナント専用ルーフトップテラス等の充実した供用スペースを設けます。ここから見る大阪の街並みや御堂筋は最高でしょうね。
また御堂筋に面する開放的なビルエントランス、上質なにぎわいを形成する店舗、ホワイエやテラスと一体利用が可能な多目的ホールなども整備されます。
現地の様子(2022年1月)
仮囲いされているので中の様子は伺えません。昨年2021年7月に工事着手されましたが、地上部の構築はまだまだこれからのようです。
計画地の北に建つのは2020年1月に竣工した地上25階高さ116.35mのオービック御堂筋ビルです。こちらは中層まではオフィスですが、上層階は「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 大阪御堂筋」という客室数352室のホテルとなっています。本件の高さが100mですので、若干高さでは劣りますが、洗練された都会的な両ビルが並び建つと、ツインビルのような出立ちとなるのではないでしょうか。
御堂筋の規制が緩和され高さのあるビルが増えたとはいえ、それでもまだまだ100mを超えてくるビルは少数です。またその数少ない100mを超えるビルが並ぶこととなる本計画は、御堂筋に今までお目に掛かることがなかった景観をもたらし、規制というくびきから解き放たれた真の姿の象徴となるのではないかと個人的に思っています。
約2年後の工事完了予定ですので、御堂筋に新時代を告げる新たな高層ビルが仮囲いの上を超えて鉄骨がニョキニョキ伸びてくるのは夏以降となりそうです。
最近のコメント