新駅により箕面市の新たな拠点誕生!箕面萱野駅前交通広場及び上空立体施設(駅ビル)施設建設工事 22年6月の様子

2023年度開業を予定している北大阪急行「箕面萱野駅」の駅前ではバスターミナルや、そのバスターミナルの一部上空を利用した商業施設(駅ビル)の整備が東急不動産により進められています。
計画地

北大阪急行は2023年度に「千里中央駅」から北へ約2.5km延伸し、「箕面萱野駅」は終点駅として整備されます。大阪メトロ御堂筋線に乗り入れ、「梅田駅」と約25分で結ばれることになります。

新駅及び駅ビルはみのおキューズモールという商業施設の南側に整備されます。みのおキューズモールは今回新たに整備される駅ビルの事業者と同じ東急不動産が運営していますので、新たな駅ビルというよりもみのおキューズモールが別館を設け、既存建物も含めて駅ビルとなると考えた方がスッキリしますし、おそらく一体的に運営していくことになるのではないでしょうか。
計画概要

本格的な工事着手は2022年10月からとなっています。工期は2024年3月末日ですので、おそらく北大阪急行延伸に伴う新駅の開業にあわせて、駅ビルも開業という運びになると思われます。


新駅の東、みのおキューズモールの南にバスターミナルが整備されます。そしてその一部上空に3階建の商業施設が駅ビルとして建設されます。パースによると駅ビルの3階がキューズモールの2階レベルとなるように見えます。
現地の様子(2022年6月)


延伸される北大阪急行の高架の東に更地が広がっています。こちらにバスターミナルが整備され、手前(敷地北側)に駅ビルが建設されます。バスターミナルの整備されることで新駅中心にバス路線が再編され、より拠点性に発揮することとなります。



南北約100mの細長い範囲の高架下にも店舗が進出する予定になっています。


バスターミナルが計画されている敷地は約4,000㎡ほどあります。今まで「千里中央駅」が担ってきた役割機能を全てではないにしろ新駅が引き受けることにより、より周辺から人を集めることでしょう。

さらにバスターミナルの南には道路を隔てて、タクシー乗り場が整備される予定です。こちらは新駅南口改札からアクセスできるようになっています。
箕面萱野新駅(2022年6月)

新駅とみのおキューズモールは2階レベルで繋がることになります。現在ある庇だけでは雨は避けられませんが、既存建物に雨よけ庇の追加がされるようですので、おそらくこのあたりが対象となるのではないでしょうか。


始発駅ともなるこの「箕面萱野駅」では一日あたり28,000人の乗降客が見込まれています。バス路線も再編され、既存のみのおキューズモールという商業施設と一体化されることにより、一気に箕面市及び北大阪急行路線駅の勢力図を塗り替える可能性があります。
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