早くも鉄骨が最頂部まで達したか?御堂筋沿いのオフィスビル再開発!(仮称)御堂筋ダイビル建替計画 23年7月の様子

(仮称)御堂筋ダイビルは大阪市中央区南久宝寺の御堂筋沿いにて、2024年1月工事完了を予定し、建設中の地上20階・高さ97.52mのオフィスビルです。
計画概要

★所在地/大阪市中央区南久宝寺四丁目5番1
★敷地面積/1,491.92㎡
★延べ面積/20,296.55㎡
★階数・高さ/地上20階・97.52m
★工事着手予定/2021年12月
★工事完了予定/2024年1月

メインエントランスは2階に設け、4階より上がオフィスとなります。1階には商業施設が入居予定ですが、店舗の顔は御堂筋を横に見ることとなります。
計画地

計画地は大阪メトロ御堂筋線と中央線の本町駅から南へ徒歩数分の御堂筋沿いに位置しています。
完成イメージ図(出典:ダイビル)

南東からのイメージかと思われますが、なんとなく無機質というか愛想のない外観にも感じますが、実際に完成した姿はガラス張りのシュッとしたものとなることでしょう。

計画地に隣接する御堂筋の銀杏並木や南の難波神社等周辺の緑との一体性、連続性を意識した緑あふれるテラスやエントランスとなります。

低層部はプレミアムフロアと位置付け、1階には御堂筋に賑わいを創出する店舗区間を配置し、2階にはラウンジ・カフェ・テラスを設置します。また3階には貸会議室・小割オフィスゾーンが設けられます。
現地の様子(2023年7月)


約2ヶ月ぶりの現地となります。順調に育ち、姿が露わとなることで、眺望の確保と日射による環境負荷の抑制を両立するとともに、周辺環境と調和した自然美 を感じる外装という茶色のブラインドのような水平フィンが大変目を引きます。


このフィンはビルを愛でる側としていいアクセントとなるのか?それともなんとなく異物が混入していると感じるのか?個人的にはまだ後者の気持ちに天秤は傾いていますが、今後この思いは変化していくのでしょうか。


御堂筋側からの眺めです。鉄骨の一部はもうすでに最頂部に達しているようです。タワークレーンが登場して約半年でここまで育ちました。やはり高さも100m未満、ワンフロアの面積もそれほどありませんので、頂点まで伸びるスピードは段違いです。
周辺エリアの高層ビル

難波神社からの眺めです。向かって右に見えるのは2011年竣工の本町南ガーデンシティ(地上26階・高さ111m)です。

計画地周辺には超高層とは言えないものの、高さ100m前後の高層ビルが御堂筋に沿って建ち並んでいます。高層ビル好きとしては高さに多少の不満はあるものの、数年で高層ビルが集積し、厚みある景観が形成されてきたことに喜びを感じます。
デザインパースとほぼ寸分違わない完成形ですね。ここまで違いが無いのも珍しいです。
コメントありがとうございます。
おっしゃる通りそのままですね。あとどの計画でもそうなのですが、できれば夜のイメージパースも開示してほしいですね。