本町に新たなタワーマンション開発か?萬栄1号館解体工事 21年10月の様子
大阪市中央区南久宝寺町にある萬栄1号館は、2021年5月より解体工事に着手しています。
萬栄は会員制の総合卸売商社として、いくつかのビルを本町南久宝寺町界隈に展開しています。卸売商社となっておりますが、会員登録されている一般の方々も多く利用され、土日ともなると車道にも人が溢れ出て、警備員が右へ左へと走り回っております。
解体は2022年春頃までと思われます。注文者はの三菱地所レジデンスによりマンションが建設される予定です。
この萬栄1号館の西隣に細長い敷地があります。以前あった建物は解体され、現在は地質調査(ボーリング調査)が実施されています。
萬栄1号館の敷地面積は約2,000㎡とされていて、上記の隣接地は約200㎡くらいではないかと思います。気の早いビルオタの私としては、どうせならこの隣地も含めた開発をと前のめりにになってしまうのですが、専門家、不動産関係者からすると、この規模の隣地を一体化することはどの程度のメリットがあるのでしょうか?
ちなみに大阪市のサイトによるとこの地域は容積率600%。建ぺい率80%となっていますので、単純に敷地が200㎡増えると1,200㎡の容積率対象面積が増えることになります。
近年本町・堺筋本町エリアはタワーマンションも多く建設され、オフィス街からオフィスとマンションが混雑する街へと変化しつつあります。しかしながら今までのタワーマンション建設地と異なり、本件はオフィス街というよりは問屋街の雰囲気が未だ残っているエリアです。
本件がタワーとなるかは不明ですが、このエリアにおいては規模の大きいマンションとなるのは間違いありません。良い意味でも悪い意味でも、オフィス街が変化していく以上のインパクトを周りに与える開発となるのではないかと個人的には思っています。
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