淀川以北の最高峰!十三の再開発!もと淀川区役所跡地等活用事業 (仮称)大阪市淀川区十三東計画 東敷地新築工事 22年9月の様子

大阪市はもと淀川区役所跡地等活用事業において、阪急阪神不動産と高松建設のグループを開発事業予定者に決定し、2020年10月29日に基本協定書を締結しました。「十三地区のブランド向上」、「にぎわいづくりや交流促進」、「淀川区政推進への寄与」が期待でき、隣接民有地を活用した十三のランドマークとなる複合施設が計画されています。
計画概要

★所在地/大阪市淀川区十三東1丁目21-3他
★敷地面積/7,274.38㎡
★延べ面積/84,300㎡(予定)
★階数・高さ/地上39階・約144m
★主要用途/集合住宅(分譲)712戸、店舗、市立図書館、学校図書館、郵便局、保育・学童施設、民営駐輪場、事務所
★工事着手予定/2022年8月上旬
★工事完了予定/2026年5月末日
計画地

計画地の最寄駅となる阪急の十三駅は、大阪市内で一番北に位置する歓楽街です。梅田駅から京都線、宝塚線、神戸線の列車どれに乗っても3〜4分で到着します。

十三駅から徒歩2〜3分の南東に位置し、前面に淀川通りが走っています。主となる東側の広い敷地(A:東敷地)と道路を隔てた西側の狭い敷地(B:西敷地)、ふたつの敷地から構成されます。
完成イメージ図

向かって左の高層ビルが建つ敷地が今回ご紹介しているA:東敷地です。今まで存在しなかった140m超のビルの出現は、十三の風景を一変させ、低層階の雰囲気は十三そのもののイメージを大きく変えてくれそうです。


東西両敷地の間も常緑樹が植えられることになり、また低層階の各フロアにも緑が多く施されるので、雰囲気が一変することでしょう。

淀川通りに面した足元には、東西両敷地合わせて約2,700㎡もの豊かな公開空地を設け、周辺地域にゆとりを与えます。淀川通り沿いについては公共歩道と合わせて8mの幅員を確保し、安全な歩行者道路を整備します。

また高層棟の高層部は道路から約30mセットバックさせ、日影と圧迫感を低減します。
A:東敷地の様子(2022年6月)


阪急「十三駅」から商店街を抜けると計画地が見えてきます。




8月中旬に工事着手されていますが、地中障害物の撤去工事もまだ行われているようです。


敷地内の北、淀川通に 面したあたりにあるプレハブの現場事務所が6月に訪れた前回より大きくなってきました。
B:西敷地の様子(2022年9月)

高層階が建設されるA:東敷地と道路を挟んで西側には専門学校が入居するB:西敷地があります。

工事完了予定が2024年3月末日と、高層棟が建設されるA:東敷地より約2年早く開業することになります。


医療・スポーツ専門学校として履正社学園が入居する予定です。履正社学園は履正社医療スポーツ専門学校として大阪府内4キャンパスを運営しています。うち2キャンパスは十三周辺にありますので、本計画に合わせてこちらに移転統合されるかもしれません。
立面図で、途中の外観の異なる部分が何なのか?気になっています。
コメントありがとうございます。
パースには描かれていない箇所ですよね。
居住者向けのテラスでしょうか?