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渡りたくなる歩道橋!税関前歩道橋架け替え事業 21年10月の様子

2018年神戸市は神戸のシンボルロードであるフラワーロードと浜手幹線(国道2号線)の交差する税関前交差点上に架かる歩道橋の架け替えについて「渡りたくなる歩道橋」というコンセプトのもとコンペを実施し、株式会社エイト日本技術開発と株式会社イー・エー・ユーにより構成されるグループによる提案書が最優秀作品に選定されました。

出典:神戸市

今回最優秀となった提案は下記のような点か高く評価されたようです。

◯東遊園地の一部を使用することで、緩やかなカーブの平面線形を生むとともに、主塔と吊り構造のケーブルが織りなすやわらかな曲線によってシンボリックな造形美が表現されている。

◯桁厚が500m mと5者の提案書の中でも最も薄く、軽快なデザインかつ周辺環境と調和している。

◯交差点北西側からのアプローチの勾配は4%、幅員は5mは5者の提案書の中でも最も緩やかで広幅員のスロープであり、安全・安心快適な歩行者の移動空間を実現することが期待できる。

南西からの眺めです。

現在の歩道橋は特に目立った特徴があるわけでもない、直線により構成されたなんて事のないただただ普通の歩道橋です。

南からの眺めです。

幅員も特別広いわけではありませんが、だからといって狭いねん!と不平が出るレベルでもありません。

南からの眺めです。

床面は随分と汚れが目立っています。しかしそれも汚いねん!と文句が出るレベルでもありません。

計画地は都心部である三宮地区と、開発が進み今後水族館やアリーナなどが開業する予定となっている新港突堤地区を結ぶ中間点にあります。

南からの眺めです。

三宮方面から歩いてくると、この歩道橋の先には阪神高速3号神戸線と浜手バイパスの高架が待ち構えており、この先にあるウォーターフロント地区への心理的な距離感や煩わしさを増大させます。

西からの眺めです。

暗くだけでなく交通量も多いので空気も悪い空間です。気が重くなるような雰囲気と閉塞感もあり、三宮駅から20分歩いた先にこんな空間があれば、水族館に行くぞ!アリーナ行くぞ!というウキウキふわふわした非日常感も瞬時にして消え去りそうです。

出典:神戸市

神戸市はこの歩道橋の付け替えにより、以前からの懸案である三宮地区と再開発の進むウォーターフロント地区の分断感の緩和につなげたいようです。

たしかに清涼飲料水のような爽快感に溢れた完成予想ではありますが、その「渡りたくなる歩道橋」が分断されているエリアを繋ぐ架け橋となるとは思えません。合わせて先の高架下についても「くぐりぬけたくなる歩道」をコンセプトにより整備・美装化のコンペでもやったらどうでしょうか。

南からの眺めです。

ウォーターフロント地区へのアプローチの心理的負担の緩和という重い課題を背負わすにはあまりにも心許ない税関前歩道橋ではありますが、歩道橋単体でみる限りでは「渡りたくなる歩道橋」であることには間違いなく、2023年夏の完成時には是非とも「渡るためだけ」に神戸を訪れてみたいと思います。

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