2024年1月工事完了予定!御堂筋の再開発!(仮称)御堂筋ダイビル建替計画 21年12月の様子

(仮称)御堂筋ダイビル建替計画は大阪市中央区の御堂筋沿いにて2024年1月工事完了を予定しているオフィスビルの建替です。
2021年10月の様子はコチラ

★所在地/大阪市中央区南久宝寺四丁目5番1
★敷地面積/1,491.92㎡
★延べ面積/20,296.55㎡
★階数・高さ/地上20階・97.52m
★工事着手予定/2021年12月
★工事完了予定/2024年1月

残念ながら100mを超えませんでしたが、御堂筋の高度化、景観に与えるインパクトは大きいと思われます。
現地の様子(2021年12月)

本計画の工事着手予定は2021年12月とされていますが、すでに建物の解体は終えて工事着手されているのでしょうか?後方に見えているのは2021年3月に開業した地上27階・高さ117.399mのWホテル大阪です。

後方に見えているのは、計画地の東側にある御堂筋を越えて建つ地上25階・高さ111mの本町南ガーデンシティです。


計画地のすぐ北側に建つビルは2019年5月に開業した地上21階・高さ73.985mのザ・ビー大阪御堂筋というホテルです。こちらのビルより新しいダイビルは20mほど高くなります。


このザ・ビー大阪御堂筋なのですが、実は先日11月30日をもって営業を終了しました。開業から2年半の間、ほとんどの期間をコロナに振り回されるという不運なホテルでした。そして「ホリデイ・インエクスプレス大阪シティセンター御堂筋」というホテルとして12月開業にて生まれ変わります。


以前の御堂筋は厳格な高さの制限がありましたが、規制を緩和したために高層ビルが増え、景観が一変しました。計画地の周辺にも前述の高さ100m前後のビル集積しつつあります。

淀屋橋から心斎橋、そして難波まで、御堂筋のフルモール化も含めて20年後、30年後のどのような風景となり、その中でこの新しいダイビルが、道行く人々からどのように見られているのか、是非愛される存在として御堂筋に花を添える存在であってもらいたいものです。
ただフルモール化によって得られるものがいまいち明確に示されているとは思えず、現在の御堂筋の魅力が失われてしまうリスクの方が大きいのではないかと危惧していますので、個人的には反対ではあります。
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