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2026年6月施設供用開始!もと淀川区役所跡地等活用事業 21年10月の様子

大阪市はもと淀川区役所跡地等活用事業において、阪急阪神不動産と高松建設のグループを開発事業予定者に決定し、2020年10月29日に基本協定書を締結しました。

「十三地区のブランド向上」、「にぎわいづくりや交流促進」、「淀川区政推進への寄与」が期待でき、隣接民有地を活用した、十三のランドマークとなる複合施設が計画されています。

計画地は阪急「十三駅」から徒歩2〜3分の南東に位置し、前面に淀川通りが走っています。主となる東側の広い敷地と道路を隔てた西側の狭い敷地、ふたつの敷地から構成されます。

出典:大阪市

東側の敷地には十三のランドマークとなるであろう地上40階・高さ142mからなる複合施設が建設されます。

出典:大阪市

その高さ142mの高層ビルには総戸数約660戸の集合住宅や図書館、商業などの複合施設となります。

西側の施設は学校施設棟として医療・スポーツ系の専門学校が入居予定です。

出典:大阪市

両敷地、両建物の間を淀川河川敷に誘い、つなぐ緑道として整備します。

南西からの眺めです。
北からの眺めです。

淀川河川敷へつながる道の先に、対岸のスカイビルが見えています。現在は特にこれといった特徴のない道ですが、将来的に両敷地から常緑樹の並木を施された緑道となります。

出典:大阪市

淀川通りに面した足元には、両敷地合わせて約2,700㎡もの豊かな公開空地を設け、周辺地域にゆとりを与えます。また東側敷地全周にも歩道状公開空地を設け、淀川通り沿いについては公共歩道と合わせて8mの幅員を確保し、安全な歩行者道路を整備します。

北からの眺めです。

正面に約2,700㎡の公開空地が出現します。また高層棟の高層部は道路から約30mセットバックさせ、日影と圧迫感を低減します。

南西からの眺めです。

もと淀川区役所の建物が無くなり、随分とスッキリしました。このあたりの外周にも歩道状公開空地が設けられ、歩行者の安全が図られます。

南からの眺めです。

敷地の東側には一体化されずにそのまま残されることとなる敷地(建物)があります。

南東からの眺めです。

正面に残る低層の建物は本件の事業計画地内ですので、今後解体されるものと思われます。

東からの眺めです。

敷地内の建物はほぼ解体を終えているようでした。今後は地下構造物について撤去もしくは存置の工事に移行するかと思われます。

南からの眺めです。

専門学校が入居する予定の学校棟が建設される西の敷地です。敷地の先には阪急電車が見えます。このあたりも緑道として常緑樹が植えられ雰囲気が一変することでしょう。

出典:大阪市

残念ながら本計画は当初の2025年6月までの工期が一年延長され、2026年6月までとなりました。大阪の再開発の多くが2025年開催の大阪・関西万博に間に合わせるように開業を予定していますが、本計画のような地元貢献、地元密着の再開発は関係ありませんので、スケールダウンすることのないよう、じっくり腰を据えて地元に根付き親しみを持たれる施設として、事業を前に進めていただきたいと思います。

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