23年春に機能移転!地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所等一元化施設整備 22年11月の様子

地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所は現在森ノ宮センターのある隣接地に増築棟として新たな施設を建設し、既存棟である旧大阪府立健康科学センターとあわせて本部・研究所機能を移転します。
地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所は、2017年に大阪府立公衆衛生研究所と大阪市立環境科学研究所の衛生部門が統合し設立されました。
計画概要

★所在地/大阪市東成区中道1丁目17-11
★敷地面積/6,450㎡
★延べ面積/21,060㎡(既存部分12,023㎡ 増築部分9,037㎡)
★階数・高さ/(増築部分)地上8階・42.2m
★工事完了予定/2023年2月28日
※敷地北側には旧大阪府立健康科学センタービルが既存棟として改修中です。
位置図

最寄駅となる森ノ宮駅は大阪の中心地となる梅田からですと、JR大阪駅から外回りに乗って5駅、約10分ほどとなります。森ノ宮駅はJR環状線のほかに大阪メトロ中央線、鶴見緑地線の森ノ宮駅もあり乗換駅となっています。

計画地の南にある大阪健康安全基盤研究所森ノ宮センターが移転してくる予定です。
現地の様子(2022年11月)


4ヶ月ぶりの現地ですが、あれ?もう仕上がってますか?


計画地の西側にはちょっとした歩行者空間が新たに誕生日していました。歩道は以前から確保されていましたが、こういう空間は安全性の観点からも望ましいですね。

そして整備中の既存棟とは敷地が一体化され、上空も連絡通路が3階レベルで繋がっています。
既存棟の様子(2022年11月)



既存棟は増築棟の建設に合わせて、再整備されました。こちらはすでに職員の方も出入りされているようにも見られましたが、もしかしたらただの引っ越し作業かもしれません。
移転後の動き

計画地の南にある4階建ての建物が現在の大阪健康安全安全基盤研究所森ノ宮センターです。かなり老朽化している印象ですが、増築棟が完成する2023年2月以降に、機能移転されることになります。これらの敷地は解体が進む隣接地のもと成人病センター跡地とともに都市再生緊急整備地域に指定されていますので、移転後の動きが大変気になってまいります。

また同じ大阪健康安全基盤研究所の天王寺センター(敷地面積約4,500㎡)が鶴橋駅から徒歩数分ほど南に下った天王寺区東上町(リバーガーデンタワー上町台筆ヶ崎の正面)にあるのですが、こちらについては移転してくるのでしょうか?
正直言いますとこの本計画だけであれば特に食指が動くことはないのですが、森ノ宮センター移転後の跡地利用、また天王寺センターの機能も移転してくるのなら同様に跡地利用が大変気になります。是非とも大きなうねりを呼び起こしてもらいたいものです。
急に森ノ宮が注目エリアになってきましたね
コメントありがとうございます。
今まで交通の便の割に注目される施設がありませんでしたからね。
ただこれだけ土地があるので一気に注目エリアとなりそうですね。