躯体も順調に成長中!中之島に2024年度開校予定!小中一貫校(中之島西部地域)整備工事 23年7月の様子
大阪市は大阪市内中心部における児童・生徒の急増に伴う課題への対応策として、今後も増加ぎ見込まれる中之島西部地域において、2024年度の開校を目指し新たに小中一貫校を設置します。
計画概要
★所在地/大阪市北区中之島6丁目30-5・9・10、32、33、34、37-1・3
★敷地面積/6,204.46㎡
★延べ床面積/15,979.57㎡
★階数・高さ/地上7階・30.72m
★工事着手予定/2022年4月1日
★工事完了予定/2024年3月末日
計画地の南を流れる堂島川方面からのイメージです。
計画地に東を南北に走るあみだ池筋からの眺めです。
総学級数は小学校3クラス×6年と中学校3クラス×3年の27学級が予定されています。各教室のほか、体育館、屋上プール等を一体化した校舎が建てられ、敷地南西には100mトラックとなる屋外運動場も設けられます。
学区については中之島1〜6丁目。堂島川を越えた堂島1〜3丁目、堂島浜1〜2丁目、曽根崎新地1〜2丁目となります。ただ周りの人に聞く限り、大阪市は校区については縛りが緩く、校区外からの越境も多いそうです。本学区も学区内には住む人はまだ少ないので、学区外からの児童が多くなるかもしれません。
計画地
計画地は中之島最西に近いエリアです。具体的な計画はまだ一切表に出てきていませんが、今後の大阪を担うであろう再開発エリアになると思われる中之島5丁目エリアからは、徒歩数分という至近距離です。
現地の様子(2023年7月)
約4ヶ月ぶりの現地となります。前回は地上に芽が出た程度だった躯体も随分と質量感が増しています。
育っている建物の手前(南)には屋外グラウンドが整備されます。
計画地の南を流れる堂島川からの様子です。周りをビルに囲まれた立地であることが一目瞭然です。後方の一際目立つザ・パークハウス中之島タワー(地上55階・高さ約192m)のみがタワーマンションで、他に見えているビルはオフィスビルです。よくこんなところに学校が新設されるものだと思います。
おまけ(川沿い遊歩道の様子)
ところで本件とはまったく関係ないのですが、本件の南を流れる堂島川沿いに遊歩道が整備されています。その草臥れた遊歩道には自転車が何台も保護柵や植栽に放置されています。鍵が壊されているものやサドルが無いもの等、盗難されてここに放置されたのでしょうか?
堂島川や土佐堀川という大阪都心を流れる川の遊歩道は一部整備されているものの、大きな通り(橋)によりすぐに分断されることで連続性に欠け、あまり機能として優れていません。またメンテナンスも十分とは思えず、市民が集う憩いの空間としての要素も欠けています。当該遊歩道はまさにその澱みとなり、昼間でも人の往来が少なく、自転車が放置されるようになってしまいました。市民ひとりひとりの意識の成熟も必要でありますし、行政としてはそのような違法行為をしづらくする空間づくりにも務めてもらいたいところです。
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