2025年春に完了予定!大阪メトロ「京橋駅」直結の商業施設!コムズガーデンリニューアル 24年2月の様子
大阪地下街株式会社は2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、大阪市都島区にある商業施設「コムズガーデン」のリニューアルを実施いたします。
「コムズガーデン」のリニューアルは、同じ時期に行われる地上部の「京橋公園」の再整備と連携をとりながら実施される予定です。
計画地
コムズガーデンは大阪メトロ長堀鶴見緑地線「京橋駅」に接続したほぼ飲食店からなる地下1階と2階からなる商業施設です。そしてその地上部が京橋公園となりっています。
コムズガーデンの様子(2024年2月)
開放的なサンクンガーデン式の施設は、掘削した空間をそのまま整備したような造りからなります。
大阪メトロ長堀鶴見緑地線の「京橋駅」の改札口を抜けると目の前にコムズガーデンの空間が見えています。乗換え駅となるJRや京阪の「京橋駅」へは、このサンクンガーデンを通り、そちらに向かいます。
夜のコムズガーデンの様子です。こう見るといい雰囲気ですね。造りとしても個人的には好ましく感じます。ただ季節や時間帯もあるのでしょうが、この空間で歩みを止める人はほぼいませんでした。あくまで通路としての域を出ない空間という印象です。
イメージとの比較
サンクンガーデン内に芝生が敷設されています。おそらく人工芝になるとは思いますが、ガーデン内に向けて回廊風の各フロアに配置された緑と融合させています。またある意味コムズガーデンのシンボルでもある塔?も撤去されるようです。
現在中央に立つ塔はシンボリックではあるものの、開放的であるべきサンクンガーデンの空間を窮屈なものとしている印象を受けます。イメージ図は多少誇張されているところもあるかと思いますが、通行するだけの空間から、人々が足を止めて集うものへと変化させたい意向が汲み取れます。
京橋公園の様子(2024年2月)
コムズガーデンのリニューアルに合わせて整備される京橋公園は、公園と言うものの遊具などはありません。至る所に腰を下ろすことが可能とはなっていますが、空間そのものに面白みはまったくなく、あくまでコムズガーデンに至るアプローチ空間としての要素が強いように感じます。
公園内の床の多くはタイル敷きとなっていますが、タイルそのものや目地が黒く汚れているものや、欠けているものもあり、全体的にくたびれている感が漂っています。
夜の様子です。真っ暗というわけではありませんが、もちろん明るいわけでもなく、まあなんと言うかその普通の公園ですかねえ・・・。京橋公園の再整備については、その内容についてのアナウンスはまだありません。コムズガーデンのリニューアルと上手く調和するもと思われますが、夜の雰囲気も含めて具体的な内容の発表が待たれます。
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