大阪メトロと南海・泉北高速鉄道の乗り換え駅!中百舌鳥駅周辺活性化基本方針 24年6月の様子
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大阪府堺市は、南海電鉄、Osaka Metro、泉北高速鉄道が乗り入れる「中百舌鳥(なかもず)駅」周辺エリアの活性化の方向を示す基本方針を策定しました。計画期間は2024年5月から2034年で、基本方針では2040年頃の中百舌鳥駅周辺エリアのあるべき姿を見据えています。
計画地
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計画地となる「中百舌鳥(なかもず)駅」大阪メトロの最南に位置します。新大阪、梅田、淀屋橋、本町、心斎橋、なんば、天王寺などの大阪を代表する各ターミナルと大阪メトロ御堂筋線一本で繋がっています。また南海及び泉北高速利用でも「なんば駅」まで乗り換えなしで約20分です。ちなみに大阪メトロは「なかもず駅」。南海及び泉北高速は「中百舌鳥駅」です。
計画概要
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エリアは大きくふたつで構成されています。各路線のターミナル駅となる「中百舌鳥(なかもず)駅」北側のロータリー付近を駅前広場エリアとし、駅から徒歩5分ほど北に位置する堺市産業振興センター等の公的な機関が集まるエリアを北部エリアと定めています。
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駅前広場エリアのイメージです。現在の駅前にはない人が集う空間を面だけでなく、何層にも積み重ねて整備するようです。奥に描かれているのはタワーマンションでしょうか?
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駅前広場から北部エリアへと続く動線イメージです。通行するだけの空間から、歩みを止め滞留する空間を目指しています。
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北部エリアのイメージです。駅前広場の意匠と調和した空中庭園風の建物が見えています。民間活力を導入した公園の再配置や調整池等の低未利用地の高度利用化、既存施設の 有効活用による都市機 を更新を目指します。
駅前広場エリアの様子(2024年6月)
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南海「中百舌鳥駅」から望む駅前ロータリーの様子です。南海、泉北高速、大阪メトロの3線合計では一日あたり13〜14万人乗降客を誇るわりにはこじんまりとしロータリーです。
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駅前の商業施設も各ビルにそれぞれ店舗が入居しているだけで核となるものがありません。必要最低限の店舗だけあるという印象です。
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大きく変化するのは大阪メトロと南海・泉北高速の各駅を結ぶ動線の上に架けられた白い膜構造の屋根の付近です。
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現在人よりも鳩の方が多いちょっとした広場となっている空間とロータリーの一部に人工地盤が新設され、2階レベルで「中百舌鳥駅」と繋がるようです。
北部エリアの様子(2024年6月)
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駅前ロータリーと北部エリアの間の様子です。えー何もないです。
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北部エリアには堺市産業振興センター、堺商工会議所、S-Cube(さかい新事業創造センター)という3つの施設が中心に備わっています。
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天気のせいもあるのでしょうが、大変寂しい印象を受けました。人も少なく、そうなってくると何もかも廃れているような気がしてきました。
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イメージによると向かって左の堺市産業振興センターを民間活力を利用した民間施設整備するようですが、残り2棟については既存の建物がそのまま描かれています。
今回イメージパースも含め方向性、将来像が示されましたが、基本方針ということでまだまだ緒に就いたものに過ぎません。今後は現実的なところに落ち着くのかなという思いもありますが、大阪メトロと南海・泉北高速鉄道の結節点、南部大阪の起点としてブラッシュアップしてもらいたいですね。
泉北高速鉄道が御堂筋線と相互直通運転してたら、泉北ニュータウンの過疎化等の問題も少しはマシだったのかなぁとも思います。もしかしたら和泉中央から延伸して、関空へのアクセス線になっていたかもしれません。現にそういう計画もあったのか、和泉中央駅からしばらく細長い空地が続いていますね。