個性となる縦型ルーバーも確認!2025年後期に開設!大阪公立大学森之宮キャンパス整備事業 24年8月の様子
大阪市立大学と大阪府立大学は統合し、学生数約1万6000人を誇る新大学「大阪公立大学」として2022年春に誕生しました。そしてその新たなキャンパス地として、森之宮北地区に森之宮キャンパスを2025年に開校(第1期)を予定していました。ただその後残念ながら開設を延期し、2025年後期とすることが発表されています。
計画地
「大阪城公園駅」から直線距離で350mほど東に位置している計画地は、将来的には「大阪城公園駅」からデッキで直結することとなります。また大阪メトロが中央線の支線として、キャンパスの西に新駅として「(仮称)大阪公立大学前駅」が2028年春に開業を予定しています。ともにキャンパス開設時には整備されませんので、学生さんは「森ノ宮駅」から15分歩くか、もしくは「大阪城公園駅」から10分歩くこととなります。
計画概要
★敷地面積/19,317.19㎡
★延べ面積/79,588.93㎡
★階数・高さ/地上13階・59.82m
★工事着手予定/2022年11月1日
★工事完了予定/2024年12月31日
★開設予定/2025年後期
★利用学部等/全学の基幹教育、文学部、医学部リハリビテーション学科、生活科学部 食栄養学科、文学研究科、リハビリテーション学研究科、生活科学研究科 生活科学専攻 食栄養学コース
完成イメージ図
新設される森之宮キャンパスの学舎は地上13階・高さ約60m、約79,500㎡もの延べ面積の中には同大学の本部機能もあわせ持ち、「知の森」というコンセプトにて地域住民との垣根をできる限り設けず、一般にも開放する図書館なども設置されます。
最新のパースによると以前のものより温かみを感じるアースカラーが採用された外観となりました。
外壁にはコモレビスクリーンと呼ばれる縦型ルーバーを配置し、強い日差しを適度に遮り、やわらかな光を建物内部に取り入れます。
ステージスクエアと呼ばれる空間を取り囲む四方に建物が建てられることになります。
2025年開校時には学生・教職員・その他関係者を含めれば約6000人以上の人々がこの森之宮キャンパスに通うこととなります。現時点では面白味に欠けるこの街が2025年以降、若い人を中心に人が集う街へと変貌するということは大阪全体にとっても大変インパクトのある計画です。
さらに本計画地の西側正面には2028年以降にアリーナ計画地も控えていますので、この大阪城東部エリアはアフターうめきたとして大阪の新たな発展を担う重要なエリアとなります。
現地の様子(2024年8月)
西面は足場がまだ組まれています。
南面は防音シートが・・・。まあそれでも質量感は十分に伝わってきます。
北面はルーバーの様子の確認できました。完成イメージにあるアースカラーも全面足場がバラされると、より際立ってくるのではないでしょうか。
ちょっと距離を取ってみました。箱ですね。巨大な箱が出現したというのが一番わかりやすい表現ではないでしょうか。
最後は約1.1kmほど離れた大阪城からの様子です。前回も同じ箇所からの写真を掲載し、お隣の森之宮第2団地と高さも変わらないので、ここからの眺めではあまりインパクトを感じないと申しました。成長したら変わるかなと思ったのですが、やっぱり前回と大差ないですね。インパクトなしでした。
現状では奥の団地に一棟加わっただけのような感じですね。。
コメントありがとうございます。
確かに存在感は増してきましたが、ただそこまでのインパクトはありませんね。足場がばらされ、外観がよりはっきりと視認できるようになると変わるでしょう。