既存建物解体終了!跡地はマンション?ホテル?もと大阪銀行協会ビル跡 25年2月の様子

2023年3月、大阪銀行協会は大阪市中央区谷町3丁目にある大阪銀行協会ビルから中之島のダイビルに移転しました。2023年7月には敷地の約8割弱である約2,500㎡を近鉄不動産が取得し、その後既存建物の解体工事が進められてきましたが、2025年1月末に終えたようです。
所在地

大阪銀行協会ビルの位置する谷町3丁目付近は、大阪府庁などの建つ官庁街の色合いの濃い東側と、高層マンションも含め多くの集合住宅の建ち並ぶ西側の結節点となります。

大阪メトロ中央線及び谷町線の「谷町四丁目駅」から6番出口を上がると目の前にビルが位置しています。「谷町四丁目駅」は大阪城への最寄駅のひとつでもあり、近年はこのあたりでも多くの外国人観光客が見られます。
現地の様子(2025年2月)


もと大阪銀行協会ビルの建つ敷地は約3,200㎡ほどありますが、建物解体前の情報によると近鉄不動産が取得したのは約2,500㎡となっています。残りの700㎡は他社に売却されたのでしょうか?いずれにしても既存建物は近鉄不動産が注文者となり一体的に実施されました。



解体を終えましたが周囲は仮囲いされたままの状態を保っております。残念ながら今後の再開発の手がかりとなるような掲示等は特にありませんでした。

敷地の東は谷町筋。南には中央大通といずれも交通量が多い道路に面しています。

周囲を見渡すとタワーマンションもホテルもオフィスも立地するエリアです。ただ今現在の大阪のオフィス供給エリアは梅田や御堂筋など一部に偏っていますので、その流れとは無縁と思われる谷町筋に新規オフィスは考えにくいですね。

個人的には単独のタワーマンションかなと思っていますが、一大観光地である大阪城へのアクセスも容易であることからホテル、または住居とホテルの複合施設の可能性もあるのではないでしょうか。とか言うて堺筋本町駅前のようにデータセンターなんかになったらどうしましょう?
中央区で1番とは言わずとも、2番ぐらいに高いビルになってくれると良いですね。
コメントありがとうございます。
これほどの立地ですからね!めちゃくちゃ期待してるんですが、どうなるでしょう?