うめきたII期地区開発事業進出ホテル決定! 21年11月の様子
大阪市内最大の再開発計画であるうめきたⅡ期地区開発事業において、進出する3つのホテルが明らかとなり、このほど新たな完成イメージも発表されました。
どのホテルも2025年に夢洲で開催される大阪・関西万博前に開業を予定し、その部屋数の合計は1042室にも及びます。
北街区に「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」。南街区の西棟に「ウォルドーフ・アストリア大阪」、東棟にUS(アップスケール)ホテルとしてブランドは発表されていませんが、「阪急阪神ホテルズ」が入居します。
キャノピーbyヒルトン大阪梅田
ヒルトンのライフスタイルブランドである「キャノピーbyヒルトン」は世界の8の国と地域に32のホテルを展開しています。ホテル以外ではフィットネス、会議室が設置され、1階には都市公園面するカフェま併設されます。北街区は南街区と比較すると、大阪駅から距離があります。しかしながら整備される都市公園を見下ろしながらホテルへと繋がるデッキは、大阪の景観の魅力を体感堪能できる大変魅力的なアプローチになるかと思います。
阪急阪神ホテルズ
阪急阪神ホテルズのブランドは未発表ですが、どうなるのでしょうか?阪急阪神ホテルズは梅田に新阪急ホテルやホテル阪急レスパイア、梅田OSホテルなどを展開しています。しかし新阪急ホテルは2024年度末に、閉店することを既に発表しています。新阪急ホテルの移転開業がベストタイミングにも映りますが、すんなりそのように決まるかどうか大変注目です。
ウォフドーフ・アストリア大阪
「ウォルドーフ・アストリア」はヒルトンの最上級ブランドとして、世界の15の国と地域にラ34のホテルを展開しています。日本では2026年の開業を目指し、東京の日本橋に出店することを昨年発表しています。今回うめきたII期には2025年上期の万博前に開業するとのことなので、こちらが日本初進出となります。
完成予想図に色分けしてみました。両端の住宅棟を除くとホテルが占める床面積は相当なものです。大阪が国の内外から人を呼ぶことができる都市として、ここ数年で一気に飛躍したと思うと、愛する者として胸が熱くなります。
進出ホテルも決まり、新たな完成イメージも発表されたうめきたⅡ期。大阪を牽引する巨大プロジェクトとして、ますます完成への期待が高まってまいりました。うめきたⅡ期の完成により都市として更なる上のステージへと駆け上がり、真の国際都市へ飛躍し、大阪からOsakaへと成長する足掛かりとなることを期待しています。
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