ゴールが見えてきた中之島の再開発!(仮称)中之島4丁目未来医療国際拠点開発新築工事 23年4月の様子
(仮称)中之島4丁目未来医療国際拠点開発新築工事は再生医療をベースに、最先端の「未来医療」の実用化・産業化拠点として2024年初旬にオープンを予定し、中之島4丁目で整備が進められています。
計画概要
★所在地/大阪市北区中之島4丁目32番17
★敷地面積/8,600.00㎡
★延べ面積/57,090.80㎡
★階数・高さ/地上17階・86m
★工事完了予定/2024年1月中旬
R&Dセンターは3〜6階の低層部にサロンや治験関連施設を設け、7階より上をリエゾンオフィスとして関連企業や研究機関が入居します。
MEDセンターは高度健診センター(3階)、再生医療関連のクリニック(4階)が入居し、5階より上に病床数約170床、延べ面積12,000にもなる病院を設け、臨床治験機能を備えるほか、急性期、回復期、地域包括ケアにも対応します。
1・2階には中之島国際フォーラムとして交流促進施設(1,200㎡)たカンファレンスセンター(1,700㎡)が整備されます。
お隣の大阪中之島美術館とは2階レベルにてデッキで接続される予定ですので、バリアフリーのアクセスが確保されます。
計画地
計画地は大阪の中心地である梅田エリアから約1.2km南西に位置しています。最寄駅としては京阪「中之島駅」があるのですが、京阪中之島線そのものが不便極まりないので、正直交通の便はあまり良いとは言えません。
ただJRのなにわ筋線が開通する2030年度には「中之島駅」が開業し、広域アクセスが飛躍的に向上することとなります。
完成イメージ図(出典:未来医療推進機構)
向かって左がリエゾンオフィス等で構成される「未来医療R&Dセンター」。右が病院等で構成される「未来医療MEDセンター」です。2棟に見えますが用途によって外観を分けているだけで厳密には1棟のようです。
現地の様子(2023年4月)
リエゾンオフィス等で構成される「未来医療R&Dセンター」は外装パネルの取り付けが進んでいます。
上層階と異なり、隣接する大阪中之島美術館と連絡通路で繋がる低層部ではガラス張りの明るい仕上がりとなっています。
連絡通路は数メートルを残してまだジョイントされていません。
低層棟となる病院等で構成される「未来医療MEDセンター」の様子です。前回訪問時は鉄骨が剥き出し状態でしたが、徐々に完成形に近づいてきました。
完成まで1年を切り、上記の完成イメージに違わぬ姿を見せてくれています。それほど高さがあるわけではありませんが、関電ビルなどの高層ビルが建つ中之島3丁目から、今後開発が進むであろう5丁目の間を埋める貴重なピースとして存在感を発揮するでしょう。
外観は起伏無きパークスサウススクエア?最近の流行りなんでしょうかね。
コメントありがとうございます。
似てますねー。
個人的には複数層に分かれているビルはあまり好みではないのですが・・・