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大型案件へ期待!万博終了後には始動か?中之島4丁目京阪電鉄・大林組共同地再開発 23年5月の様子

京阪ホールディングス(HD)の加藤好文(よしふみ)会長が5月16日、2030年前後に夢洲での開業を予定するカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の整備計画が国に認定されたことを受け、夢洲方面への中之島線延伸を今年度内にも最終決定する方針を明らかにしました。

最終決定により延伸が決まるようなことがあれば、今回紹介する大林組と所有している中之島4丁目の敷地の位置付けも、より重要性を増すこととなります。




計画地

計画地(緑)は2030年度開業のなにわ筋線の新駅である「中之島駅」の東に位置しています。決定しているスケジュールとしては2025年の大阪・関西万博にあわせてバスターミナルを整備する予定となっています。

現地の様子(2023年5月)

北東からの眺めて
北東からの眺め

計画地の北には中之島を東西に貫く中之島通が走っています。敷地面積は約5,480㎡とかなりの広さを持つ整形地です。

西からの眺め
西からの眺め
西からの眺め

現在は敷地の東側半分はコインパーキングとして供用されていますが、残り半分は2024年開業予定の未来医療国際拠点の建設現場として組み込まれています。おそらく工事完了後は速やかにバスターミナルの整備へと移行することになるでしょう。




北からの眺め

もともとこの敷地については京阪電気鉄道と大林組が共同で、2012年の工事完了を予定した再開発計画を2008年に発表したことがありました。

西からの眺め

その内容はホテル、 オフィス、商業店舗で構成する複合高層ビルを建設するもので、京阪「中之島駅」から地下通路で直結することで、タ ーミナルビルとしての機能も兼ね備えるとされていました。その後この計画については日の目を見ることなく現在に至っています。

南からの眺め

最後はなにわ筋線の建設工事の進むなにわ筋と本件の様子です。なにわ筋線の開業は2025年の大阪・関西万博から約5年半後の2030年度を予定されています。万博用のバスターミナルを閉鎖して、なにわ筋線開業に合わせて再開発するとしたらちょうど良いスケジュールではないでしょうか。

もちろん中之島線の延伸が無くとも、いずれは再開発される土地ではありますが、願わくば今年度内に発表されるという京阪ホールディングスの中之島線延伸方針において、延伸決定とともにこの地をホテルとオフィスなどからなる、エリアの拠点性を兼ね備えた複合高層ビルとすると発表してもらいたいところです。

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2件のフィードバック

  1. さんたん より:

    大阪版虎ノ門ヒルズみたいになってくれれば。

    • osakanearfuture より:

      コメントありがとうございます。
      中之島4丁目と5丁目は今までの大阪のイメージを一新する開発内容になってもらいたいですね。

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