早くも個性的な曲線をチラ見してくれる堂島川沿いの高さ168mのタワーマンション再開発!シエリアタワー中之島 24年6月の様子
シエリアタワー中之島は関電不動産開発により、2026年2月末工事完了を予定されている総戸数364戸、地上46階・高さ168mのタワーマンション計画です。
※本計画の所在地は福島区福島ではありますが、対岸にある中之島3丁目以西と一体化するビル群と将来なるのではないかと考え、カテゴリーは中之島といたしました。
計画概要
★所在地/大阪市福島区福島二丁目3-1の一部、256-4の一部
★敷地面積/2,972.83㎡
★延床面積/46,436.07㎡
★総戸数/364戸
★階数・高さ/地上46階・168.00m
★工事着手予定/2023年2月1日
★工事完了予定/2026年2月末
計画地
周辺にはJRの「福島駅」「新福島駅」や阪神の「福島駅」などが計画地の北に位置しています。歩くとなると10〜15分ほど掛かります。一番近い最寄駅となると京阪の「中之島駅」がありますが、京阪中之島線そのものが使いかっての悪い路線なので、優位性を発揮できるかは微妙なところです。
ただ将来的にはJRの「中之島駅」が2031年春予定ですので、「大阪駅」や「新大阪駅」とダイレクトにつながり、京都方面や関西空港方面へのアクセスが格段に向上します。
完成イメージ図(出典:シエリアタワー中之島更新サイト)
上記は計画地の南を流れる堂島川からの様子です。すでに堂島川沿いにはいくつかのタワーマンションをはじめとする印象的な建物が並んでいますが、その中でも高さやそのデザインはエリアでは抜きん出る存在となりそうです。
最近衣をまとったような曲線で構成された頭頂部を持つタワーマンションが増えてきました。購入はできない貧乏人としては、見るだけで楽しめるこのようなタワーマンションが増えてくれると嬉しいですね。
エントランス付近にも曲線が用いられています。曲線を多用しただけで高級感が増したような気にさせてくれるのはなぜでしょう?
現地の様子(2024年6月)
約3ヶ月ぶりの現地となります。高さもさることながら、曲線の壁面が見て取れたことにワクワク感が上昇してきました。
計画地の南を流れる堂島川の上流と下流、それぞれからの様子です。川に沿うように建てられた高層ビルの仲間入りを果たそうという本計画の立ち位置がよくわかります。
春に開業したNakanoshima Qrossからの様子です。手前に見える敷地は今後大阪・関西万博用にバスターミナルとして整備される予定です。本計画とともにバスターミナルの様子もこの視点場から観察することになりそうです。
対岸からの様子(2024年6月)
計画地の西(向かって左)に建つのは地上36階・高さ約127mのクレヴィアタワー中之島。その横には地上31階・高さ約102mのリバーサイドタワー中之島が建っています。
約168mという高さを誇りますが、幅や奥行はそれほどありませんので、大変すらっとした立ち姿になるかと思います。それだけにより高さを感じ、付近の景観を一変させる存在となりそうです。
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