駅前広場は23年秋完成!難波駅前に歩行者広場が誕生!なんば駅周辺道路空間の再編!高島屋前 23年3月の様子
大阪市は「なんば駅前周辺道路空間の再編に係る基本計画」を踏まえ、南海の「難波駅」の北側に上質で居心地の良い空間の創出に向けた取り組みを進めてきました。その後も社会実験を実施し、あわせてパブリックコメントによる市民からの意見も募り、「なんば駅周辺における空間再編推進事業整備プラン」をまとめ、2022年秋より整備に着手しています。
計画概要
駅前広場が整備されるのは難波高島屋となんばマルイに挟まれた駅前の空間です。そこから南東に細長く伸びるなんさん通りを含めた区間が、今回整備の対象となります。
施工については主に5段階のステップを踏むことになりますが、この春よりステップ4に入ります。駅前のバス、タクシー乗場を移設が完了し、既存の歩道などと一体化した約6,000㎡ほどの完全な歩行者専用空間となる駅前広場は2023年秋に完成予定です。
駅前広場の完了から約1年半を経て、南東に伸びるなんさん通りの整備(電線共同溝・舗装・照明灯等)が実施され、全体工事が完了となります。
完成イメージ図
実際はもっと多くの人で溢れかえり、くつろぐ空間ではなく通過するだけの空間となるのではないかという懸念もありますが、雰囲気は断然良くなると思われます。
駅前広場の様子(2023年3月)
計画地の西を走る御堂筋付近からの様子です。御堂筋の一部ではすでに側道が廃止され、歩行者が安心安全に行き交う空間が整備されています。その人々の流れをさらに生み出す、または受け止める位置付けにて本プロジェクトは進められています。
計画地の南にある南海なんば駅(高島屋前)からの様子です。現在はご覧の通り決して広い歩道とは言い難く、またキャリーバッグの観光客も多いことから時間帯によっては往来にストレスを感じてしまいます。これらの問題も完成後は若干緩和されるのではないでしょうか。
また目印的にはこれほどわかりやすいものはないので、大阪住まいの方、大阪以外の方ともにシンボリックな待ち合わせ場所としても機能しそうです。
当該広場は決して広いとは言えないものの、梅田に比べるとごちゃごちゃしたイメージの強い難波に歩行者専用の駅前空間ができることは、難波そのものの印象を大きく変えるきっかけにもなるのではないでしょうか。そのためにも完成後は違法駐輪や公序良俗を乱す行いを徹底的に排除してもらいたいところです。
最後はなんさん通りの様子です。こちらの整備完了は2025年3月末ですのでもう少し時間を有します。このなんさん通りの歩行者空間は前述の御堂筋から続く歩行者空間の南端となります。わざわざ歩く人は少ないかもしれませんが、個人的にはこの南端から北端となる心斎橋、またはその先の淀屋橋まで歩くことを目的として、てくてく歩いてみたいものです。
個人的には大阪駅前、ちょうど阪神前交差点と大阪駅前西交差点の間も道路廃止で広場化してほしいと思っているのですが、ここ以上に反発が強そうですね。。
コメントありがとうございます。
それは豪気なプロジェクトですね!
ただ車線は減少して歩行者空間を広げるのはアリかなと思います。
なんばマルイの壁面にはぜひとも大型ビジョンを設置して欲しいと思ってます。
この事業が完成した暁には通行量膨大で広告効果は抜群でしょうし、ランドマークとしてふさわしいものができてほしいなと。
コメントありがとうございます。
マルイの大型ビジョンいいですね!やはり繁華街にはそのような賑やかなケバケバしたものも必要だと思います!