川沿いのテラス空間も開放!ダブルツリーbyヒルトン大阪城」は5/1オープン!テレビ大阪新本社は5/13移転!天満橋の複合ビル再開発! 24年5月の様子
(仮称)大手前一丁目プロジェクトは大阪市中央区大手前の日本経済新聞大阪本社跡に、ホテルやテレビスタジオなどからなる複合ビルを建設する計画です。
計画概要
★所在地/大阪市中央区大手前一丁目1番1の一部、1番2の一部、1番3の一部、1番4の一部
★敷地面積/4,372.56㎡
★延べ面積/38,809.55㎡
★階数・高さ/地上21階・97.93m
★工事完了予定/2023年12月31日
複合ビルの主要用途はホテル、事務所、テレビスタジオで構成されます。1階〜4階までは隣接するビルから2024年5月13日テレビ大阪が移転し、本社機能及びテレビスタジオを開設します。また6階〜20階までは関西初進出となるヒルトンのアップスケールホテルブランドであるダブルツリーが、ダブルツリーbyヒルトン大阪城として2024年5月1日より営業を開始しました。
計画地
計画地は最寄駅となる京阪及び大阪メトロ谷町線の天満橋駅から、徒歩約7〜8分東に位置します。大阪を代表する観光地である大阪城公園の敷地にも隣接し、天守閣までは歩いて20分ほどと適度な距離間です。
現地の様子(24年5月)
今回は川沿いのテラス空間をご紹介するのですが、その前にあらためて建物全体の様子です。周囲に高いビルもなく開けた立地でもあるので、東西南北どこからでもその姿を見ることができます。
テラス空間の様子(24年5月)
それでは建物の北を流れる寝屋川沿いに整備されたテラス空間をご紹介します。
大阪メトロ及び京阪「天満橋駅」から徒歩7〜8分ほどで新ビルのテレビ大阪エントランスに到達します。そしてそのエントランスの前を通り過ぎるとテラス空間への入口が見えてきます。
建物のエントランスとは一線を画す樹脂性のウッドデッキは、飾り気はないものの清潔感に保っています。
中央に樹木が植えられた円形のベンチと長方形のベンチ。また独立して植樹されている樹木もあります。腰を据える数としては十分に整備されているのではないでしょうか。
テラスの東端付近にはダブルツリーの車寄せとホテルへと繋がる入口へもバリアフリーでアクセス可能です。
樹脂製のウッドデッキが終わり、角を曲がると大阪城公園の緑が見えてきます。その角付近には大阪城公園へのアクセスに相応しく「大阪城公園のみどころ」が紹介されていました。
テラス空間の夜の様子(2024年4月)
優しく足元を照らす照明が、昼とはまた違った雰囲気を出してくれます。
視界の先には東天満のタワーマンションが見えていますが、夜景を楽しむというほどのものではありません。
ダブルツリーへのサインもなかなか良い味出しています。
最後は対岸からの様子です。テレビ大阪の壁面に映る優しげな間接照明が、道行く人々の心を温めてくれそうです。
今回昼と夜それぞれの雰囲気を味わってみましたが、足を休めるだけの空間としてはありありでしたね。ただここから見る風景が秀逸だとか、長時間滞在しても疲れないベンチがあるとか、何か付加価値的なものが欲しいというのが本音です。立地としても大阪城への動線としても若干逸れていますので、従業員向けの休憩スペースにならないことを祈っています。
雰囲気は良さそうですが、如何せん地味、こんな所があったのか的な感じが拭えませんね。
コメントありがとうございます。
足をちょっと休めるという意味ではありがたい空間といったところでしょうか。それにプラスできるものが今はまだ無いように感じました。