まもなく最上階に到達!大阪城の目の前に誕生するラグジュアリーホテル!パティーナ大阪 23年12月の様子
NTT西日本は2022年1月4日に本社のあった大阪市中央区馬場町から、大阪市都島区東野田町へ移転しました。もと本社ビルと隣接するNTT西日本馬場町ビルは解体・減築され、跡地には歴史や文化などの街区の特性・魅力を活かした街づくりの実現として「カペラホテルグループ」によりラグジュアリーホテル(パティーナ大阪)などを建設します。
計画概要(ホテル棟)
★敷地面積/4,895.01㎡
★延べ面積/38,459.28㎡
★階数・高さ/地上20階 塔屋2階・101.569m
★総客室数/220室
★工事着手予定/2023年1月
★工事完了予定/2025年1月
★開業予定/2025年春
計画地
計画地は大阪城の南、大阪メトロ谷町線及び中央線の谷町四丁目駅と大阪メトロ長堀鶴見緑地線及び中央線、JR環状線の森ノ宮駅の中間に位置しています。南には高架されていない阪神高速が走っています。
計画地は西から史跡指定地、A敷地、B敷地の3区画で構成されます。北を本町通り、南を中央大通りに挟まれた東西に細長い敷地となっています。
完成イメージ図(出典:NTT都市開発)
ガラスカーテンウォールの大変洗練された外観です。
最上階にはテラス付きのスカイロビーが設けられます。高さ約100m近く、北向きとなるようですので大阪城を目の当たりにでき、その先にはOBPや梅田方面のビル群が一望できるので夜景はさぞ素晴らしいものとなるでしょう。
また足元には外部テラスを備えるMICEにも対応したバンケットホールなども整備されます。
計画地と周辺を俯瞰したイメージです。北の大阪城公園と南の難波宮跡公園という大阪市内を代表する歴史公園に挟まれた立地となっています。
上記の完成イメージ図は芝生が敷設された史跡指定地から見たA敷地に建つホテル棟です。こちらの芝生広場については、本計画の建築主であるNTT都市開発が、8月に難波宮跡公園(北部ブロック)整備運営事業者に選定されています。厳密には異なる事業ではありますが、同事業主、開業予定も2025年春と同時期を予定していますので、一体化されたものとしてともに周辺地区の回遊性の向上や、賑わいの創出に寄与していくことになります。
こちらはホテル棟の東に建つ減築されたNTT西日本馬場町ビル(B敷地)の様子です。減築後は通信ビルとして活用しながら、屋上に大阪城を正面に臨むオープンスペースが整備されます。
現地の様子(2023年12月)
約2ヶ月ぶりの現地となりますが、ちょっと成長早すぎませんか?
そして低層階にはガラスもはめられ、より完成形をイメージしやすくなっています。ホテルというよりオフィスを彷彿させる外観です。
大阪城方面からの様子です。新旧、時代を超えた出会いとなるこの風景が私は気に入っています。
成長してるなと思っていたらもう残りワンフロアだけでしょうか。あっという間ですね。
最後は大阪城桜門付近からの様子です。この桜門から大阪城天守を門の間口に納めて撮影する多くの観光客の姿を見ることができるのですが、真逆の方向から撮影していたのは私だけでした。ほぼ誰もにょきにょき成長するビルには興味ないようです。当たり前ですが。
前回との比較
大阪城公園からの眺めです。前回タワークレーンが見えているのがA敷地、その横の建つのは減築されるNTT西日本馬場町ビル(B敷地)ですが、未だにその工事が開始される気配がありません。
難波宮跡からの様子です。工事完了が2025年1月予定となっていますので、思っていたよりも早い成長に感じます。次回ブログにするのは約2ヶ月後かなと思っていますが、その頃にはガラスウォールがどこまで組み上がっているでしょうか。
パティーナ大阪が出来る事により この辺りも少しは活気が出る事でしょう。
欠点は谷町四丁目駅からもJR森ノ宮駅からも距離がある点です。(しかも登り)
昔、大阪市が大阪府と仲が悪かったせいで 嫌がらせのように上町筋に地下鉄を通しませんでした。今考えると大坂城、四天王寺など観光地に鉄道駅があるのはプラスに働くので残念です。
コメントありがとうございます。
たしかに駅からはそれなりに歩かされますね。大阪城へのアクセスは抜群なのですが。
上町筋に地下鉄が走っていたらどうなったでしょうね。そのまま北伸して、東の京橋に向かったか、西の梅田に向かったか・・・