半年後にはビルにあかりが灯る御堂筋のオフィスビル!アーバンネット御堂筋ビル 23年8月の様子
アーバンネット御堂筋ビルは大阪市中央区淡路町の御堂筋沿いにて、NTT都市開発により建設されている2023年12月工事完了予定のオフィスビルです。
計画概要
★所在地/大阪市中央区淡路町四丁目30番2の一部
★敷地面積/2,770.88㎡
★延床面積/42,362.02㎡
★階数・高さ/地上21階・100m
★工事完了予定/2023年12月31日
★入居予定/2024年2月
1階から3階までがパブリックフロア、4階より上がオフィスとなります。純粋なオフィスビルの誕生は個人的にも大変嬉しいところです。
計画地
計画地は大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋駅」と「本町駅」の中間、御堂筋の西側に位置します。若干本町駅からの方が近いと思いますが、それほど差はありません。
完成イメージ図(出典:アーバンネット御堂筋ビル公式サイト)
外観は高さ50mにて2層に分けられ、低層部は前ビルの意匠を踏襲するような趣き、そして高層部は都会的な外観と、上下まったく異なる表情のビルとなります。
中・高層部には基準階400坪の賃貸オフィスを計画し、テナント専用ラウンジやまた最上階にはテナント専用ルーフトップテラス等の充実した供用スペースを設けます。ここから見る大阪の街並みや御堂筋は最高でしょうね。
また御堂筋に面する開放的なビルエントランス、上質なにぎわいを形成する店舗、ホワイエやテラスと一体利用が可能な多目的ホールなども整備されます。
現地の様子(2023年8月)
約3ヶ月ぶりの現地となりますが、前回はまだ頭の上にあったタワークレーンが姿を消していました。
計画地の北に位置する2020年1月に竣工したお隣のオービック御堂筋ビル(地上25階・高さ116.35m)との間には見事な谷間ができています。
そして御堂筋に面している東側には、1階から3階までのパブリックフロアをより開放感溢れたものとする大きなガラスがお目見えしました。
パブリックフロアの高さはお隣のオービック御堂筋ビルと同レベルですので、完成後は統一感のある景観が誕生することとなります。
最後はもう少し距離を取った様子です。今回の主役を差し置いて、どうしてもオービック御堂筋ビルがでしゃばってきます。正確にはツインタワーではありませんが、末長く仲良く御堂筋を彩っていただきたいものです。
規制があるとどうしても似たり寄ったりのデザインになってしまいますね。かといって御堂筋沿いにクネクネしたビル(例えば名古屋のモード学園みたいな)が、似合うとも思えないのですが。
コメントありがとうございます。
ある程度の調和の中で、難しいでしょうが各々が個性を発揮してもらいたいですね。