大阪、京都からも近い!立命館大学大阪いばらきキャンパス新校舎建設 22年4月の様子
立命館大学は現在衣笠キャンパス(京都市)にある映像学部・研究科とびわこ・くさつキャンパス(草津市)にある情報理工学部・研究科を、2024年4月に大阪いばらきキャンパスに移転します。大阪いばらきキャンパス内に2022年6月から新たな校舎を工事着工する予定です。
計画概要
★移転学部・研究科/映像学部・研究科(約700人)情報理工学部・研究科(約2300人)
★新校舎延べ面積/約47,000㎡
★新校舎着工予定/2022年6月
★新校舎工事完了予定/2024年2月
★移転時期/2024年4月
この移転により大阪いばらきキャンパスは学生数1万人規模のキャンパスとなります。
計画地
立命館大学の大阪いばらきキャンパスはJR「茨木駅」から徒歩約5分ほど南東に位置しています。「茨木駅」は京都や大阪からでも15〜20分強くらいでしょうか。また「宇野辺駅」や「南茨木駅」からなら大阪空港まで1本で繋がっているという、大変アクセスに恵まれた立地です。
新たな校舎はリザーブスペースとして敷地を確保していた、キャンパスの南側に整備されます。敷地面積は約10,000㎡ほどかと思われます。
現地の様子(2022年4月)
現在敷地内では埋蔵文化財発掘調査が実施されています。埋蔵文化財発掘調査終了後に工事着工され、予定では2024年2月に工事完了とされています。
今回移転してくる立命館大学の情報理工学部・研究科は、正直魅力的な立地とは言い難い。現在滋賀県草津市にあるびわこ・くさつキャンパスにあります。少子化や関東偏重の動きもあり、定員割れとなる大学も増える中、学生確保にはより都心に近い立地をアピールすることが重要になってきました。
大阪いばらきキャンパスはその点においては、十分に満たしているので、学生のみならず職員等にとっても魅力的に映るのではないでしょうか。また企業との連携も都心部にある方が有利となり、実際に立命館大学大阪いばらきキャンパスもいくつかの企業と連携協定を結んでいます。今後も大阪いばらきキャンパス重視の動きは避けられないかもしれません。
最後はキャンパス敷地内にある岩倉公園の様子です。こちらの公園はいくつかの遊具も設置され、多くの近隣の子供達が遊んでいました。そもそも大学敷地内は垣根のないものではありますが、ここまでウェルカム感を出して敷地を地域に還元してくれるのはありがたいですね。
新校舎の完成する2024年春にはコロナ禍からも解き放たれ、学生だけでなく地域の方々も含めて、さらににぎわいの集積と人と人との結びつきが進んだ大阪いばらきキャンパスになると素晴らしいですね。
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