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大阪・関西万博開催にあわせて25年4月10日に第一期開業予定!なにわの海の時空館跡 25年2月の様子

東からの様子

大阪市は負の遺産ともされる「なにわの海の時空館」の3回目の事業者公募を実施し、2023年11月24日シンフォニックスリール(本社:大阪市)を事業予定者に選定しました。ただその後資金調達の遅れもあり当初予定は大幅に遅れ、2024年12月下旬にやっと契約締結されました。

そしてこのほど事業者であるシンフォニックスリールにより新たな事業内容が発表され、第一期の開業は大阪・関西万博開催にあわせた2025年4月10日となるようです!




これによりながらく放置にされていた海に浮かぶ半円球体は次世代文化ミュージアムとして生まれ変わることとなります。

計画地

位置図

大阪メトロ中央線「コスモスクエア駅」よりシーサイドコスモと呼ばれる海沿いの遊歩道をてくてく歩くと10分程で、現地に到達できます。

「コスモスクエア駅」からの様子
シーサイドコスモスクエアの様子
シーサイドコスモの様子

このあたりは釣りをする人やジョギングする人、そして春から夏にかけては半裸で体を焼く人くらいしか訪れません。

南東からの様子

計画地の背後、海で隔てられた先には2025年開催の大阪・関西万博の予定地である夢洲が見えています。その距離約1km。思いの外近いですね。

完成イメージ

南東からのイメージ

2025年4月10日の第一期開業は大阪・関西万博会場の目の前という立地を生かし、万博会場外でのパーティーやイベント会場として、広大なオープンカフェ空間が設けられます。

西からのイメージ

また日没後はドーム型の建物をライトアップし、参加者同士の交流やエンターテイメントを満喫できる空間となるようです。以前より個人的に半球をサイバー感満載に彩り、会場である夢洲と咲洲が共鳴し、会場内だけでなく湾内を行き交う船からもその様子を観覧できるような一体感を持った光の演出など華やかな仕掛けができないものかと期待していましたが、今回のライトアップがどの程度のものとなるのでしょう。

現地の様子(25年2月)

東からの様子

閉館から10年を超えていますので、実際目の当たりにするとやはりくたびれた感が拭えなくなっています。

南からの様子

私が訪問した2/16(日)にはまだ何も手付かずの状態だったのですが、その後どうやらエントランス棟などには足場などが組まれ工事着手が始まっているようです。

東からの様子
南西からの様子

エントランス棟の様子です。第一期の完成イメージには遠慮がちにライトアップされています。

エントランス棟内部の様子
エントランス棟内部の様子

内部についても開放するのでしょうか?さすがに雨風や酷暑の時間帯などには待避場所程度でも開放してもらいたいのですが…

東からの様子
北東からの様子

エントランス棟の東。オープンカフェなどが整備される付近の様子です。ステージなども設けられるようですが、そこまで広くは感じません。

南西からの様子

総工費176億もかけたものの、皆さんの予想通りあっさり閉館し、大阪市の代表的な負の遺産となってしまいました。その後も紆余曲折ありましたが、なんとか活用に目処が立ったということで安堵しています。

南西からの様子

第2期につきましては2025年9月頃からドーム型内部を活用し、昼間は芸術や文化などの企画展示ミュージアム、夜間は外国人観光客も楽しめるエンターテイメント空間となるようです。これってめちゃくちゃ抽象的ですね。大丈夫かいな?

ただ2023年11月にシンフォニックスリールが事業者に選定された際には、アンチエイジングやメディカルコンシェルジュセンターか設置される予定となっていました。そちらに比べると今回の計画の方が無難でしょうかね。

ちなみに下記に当初計画案を残しておきます。

計画概要(23年11月 事業者確定時)

配置図

本件は「なにわの時空館」の建物だけでなく周辺の敷地も利活用事業の範囲となっています。「なにわの海の時空館」は「Premium Jewelry Dome Osaka 」として次世代文化ミュージアムとして生まれ変わり、東側の敷地を「エントランスパーク」として総合的なアンチエイジングサービスを提供する施設として活用することになります。

Premium Jewelry Dome Osaka館内イメージ

既存建物内にある菱垣廻船「浪華丸」を活用した体験型文化ミュージアムを創出します。MRデバイス等を用いた最先端技術によるファッション・芸術文化の魅力発信、またナイトタイムエコノミーの創出を目指し、日本の文化と最先端が融合した新しい空間を演出します。

東からのイメージ

日本最先端のアンチエイジングやメディカルコンシェルジュセンターを設置。既存のクリニックや宿泊施設と連携した総合的なアンチエイジングサービスを展開します。

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2件のフィードバック

  1. さんたん より:

    うまく活かせる方法はありそうだし、うまく活かしてほしいけれども、具体的にこの場所に活気をもたらせられるものは何か?というのは、なかなか思い浮かばないという何と言うかビミョーな、大阪ベイエリア全体に共通してそうな課題ですね。

    • osakanearfuture より:

      コメントありがとうございます。
      負の遺産の活用としては少々心許ない内容ですね。孤立した立地というどうしようもない条件ですので、なかなか難しいですね。

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