2022年4月22日グランドオープン!OMO7大阪by星野リゾートのコンセプトとイメージが発表されました!
星野リゾートは2022年11月30日の工事完了を目指し、JRの新今宮駅北側に建設中の「OMO7大阪 by 星野リゾート」のコンセプトと最終イメージを公表しました。
コンセプトは「ほれてまうわ、なにわ」です。
★所在地/大阪市浪速区恵美須西三丁目38番2
★敷地面積/13,907.34㎡
★延べ面積/36,922.06㎡
★階数・高さ/地上14階・66.85m
★工事完了予定/2021年11月30日
ホテルの建物の前面には「みやぐりん」と名付けられた約7600㎡の人工の緑の丘が見えます。
こちらの「みやぐりん」は24時間開放され、誰でも無料で自由に利用可能です。大阪市内でこれだけの庭を設けられるホテルもそうそうありません。アップダウンの芝生に植栽が施された空間は人気を呼び、新今宮のイメージ改善に一役買いそうです。
そして敷地の東側に設けられた黒い屋根の施設は一体何なのか?これは以前よりずっと謎でした。
なんとこの謎の黒い屋根の建物の正体は温浴棟「湯屋」でした。その特徴的な外観は大阪のお風呂屋文化が花盛りとなった時代を参考にした「光と影」を表したそうです。また天井部分には外に通じる開放的な天窓を設け、浴室内は外の空気やにおいを感じることができ、異空間にいるような感覚を作り出すよう外から差し込む光をやさしく反射する浴室は白く施されています。
庭とつながっている建物の西側に庇ができています。
こちらは「OMOベース」と名づけられた、なにわ文化が仕掛けられたデザイン空間が広がるパブリックエリアとなります。なにわの味をインスパイアした料理を味わうダイニングやカフェ、大阪の旅をランクアップする情報などが用意されています。
今回発表されたコンセプトをはじめ、随所に大阪というより「なにわ」という、どちらかと言うと内より外から見る大阪のイメージを意識した内容に感じられました。大阪人からすると正直「結局それか」という気持ちもありますが、新今宮という立ち位置からすると致し方ない部分もあります。
施設の内容からすると今までの新今宮のイメージを覆すことに相応しいと思っていますが、当の施設がイメージを踏襲するかのようなコンセプトなどを掲げる、この相反するハード面とソフト面がええとこ取りとして上手くいくのか、どっち付かずで陳腐なものとなるのか。オープンは半年後の2022年4月22日です。
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