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2025年の大阪・関西万博までに整備される安治川の船着場!中之島GATEサウスピア整備 24年2月の様子

南西からの眺め

大阪府は安治川左岸に中之島GATEサウスピア整備として公設民営の船着場を2025年に開催される大阪・関西万博までに整備します。




計画地

出典:大阪府

2025年開催の大阪・関西万博までに整備予定ですが、その万博の開催される夢洲の約9.5km上流に本地は位置しています。

出典:大阪府

計画地は中之島から西へ下った安治川沿い位置しています。本件の対岸にはすでに整備済みの中之島GATE ノースピアが存在しています。安治川を挟んでそれぞれ北と南にノースピアとサウスピアという兄弟施設が誕生することになります。

出典:大阪府

今回整備されるサウスピアは川船と海船の結節点となり、その乗り換え場としての役割を果たすことになります。

今回募集しているのは敷地面積約7,900㎡の大阪府管理地内の事業者となります。




完成イメージ

北東からのイメージ

向かって右が下流(万博会場方面)。向かって左が上流(大阪都心方面)となります。船着場を含めたアウトドア体験機能などの賑わい機能の維持管理及び運営事業者として神奈川県藤沢市に本社を置き、マリーナを中心とした「海際・水辺の施設の再生、有効活用、収益化」など、海に特化した事業を展開するbiid株式会社が優先交渉者権者とし選ばれています。

計画地に隣接している手付かずの更地のような敷地が近畿財務局の管理地となります。

選定理由等

・レストラン運営やクルーズの実施、地域と一体となったイベントの開催等により、水辺のにぎわい創出と舟運の活性化を推進するとともに、地域の活性化に資する提案となっており、水都大阪の新たな拠点になることが期待できる。

 ・空飛ぶクルマのポートの運用をめざすなど先進的な提案がされている点は評価できる。一方、その提案が実現しない場合の資金計画も検討されており、継続的な運営が期待される。

 ・多数の来場者が万博会場から船で訪れるよう、提案事業者が持つ船着場運営に関する実績を活かすとともに、国内外に向けて積極的なプロモーションを実施すること。

・整備・管理運営に際しては、本選定理由を踏まえて大阪府と十分な協議を行い、水都大阪にふさわしい観光拠点となるよう努めること。




現地の様子(2024年2月)

南西からの眺め
南からの眺め

約7ヶ月ぶりの現地となります。整備完了まで1年少々となってきましたので、そろそろ現地において動きあるかなーと、うきうきで訪れた思いをあっさり裏切られました。なんの変化もありません。

東からの眺め

何も手を付けられていない状況に、手ぶらで帰ろうかなと思ったのですが、一応現在の様子だけお伝えできればと思い、写真だけ掲載させてもらいます。

南からの眺め

車が数台止められている敷地は近畿財務局管理地になります。計画地の北を流れる安治川の先に見えているのは大阪市中央卸売市場です。年度が変わる4月以降にまた状況をご報告させていただきます。




近畿財務局管理地の様子(2024年2月)

南西からの眺め
西からの眺め

近畿財務局が管理する国有地については将来世代における地域・社会のニーズにも対応する観点から、国が所有権を留保し活用を図る留保財産に指定し、今後、国によってマーケットサウンディング調査などが実施され、⺠間事業者や地方公共団体等の意見を踏まえた利用方針を策定した上で、「二段階一般競争入札」による定期借地権契約の相手方を決定することとなります。ただ具体的なスケジュールについては不明です。

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