25年に開業！梅田方面を一望できる空間整備！淀川河川敷十三エリア整備・運営事業（堤防天端カフェ） 24年4月の様子

2023年9月、大阪市は淀川区のブランド向上、にぎわいづくりや交流促進、河川敷の機能向上につながるような都市空間を淀川河川敷十三エリアに創造することを目的とした公募型プロポーザルを実施し、RETOWN・類設計室・One0saka リバークルーズ事業共同体を事業予定者に選定しました。

計画地

計画地は阪急「十三駅」から徒歩5分ほど南に位置しています。駅からの中間点にはもと淀川区役所跡の大規模再開発も計画されています。

計画概要

計画地となる淀川河川敷に、堤防の裏のり面に盛土がなされカフェが出店、イベント開催も見越した多目的空間となる芝生広場の整備、水上アクティビティを体験できる親水空間や船着場の設置等が計画されています。

整備されるカフェのイメージです。堤防天端に簡易な雨除け程度な屋根がずらりと並んでいます。

大阪・関西万博の開催にあわせ、2025年春の開業となるようですが、天候や季節によっては相当過酷な環境となりそうなカフェです。逆にそこに恵まれれば雰囲気のある空間となりそうですね。

堤防天端の様子（2024年4月）

約半年ぶりの現地となります。その間に事業予定者が選定されたり、それに伴い新たな完成イメージも公表されましたが、まだ現地において施設の建設は始まっていません。まあ規模がかなり小さいので変化は来年以降でしょうか。

ちなみにカフェが整備される堤防天端は2箇所に分けられ、上流に設けられる敷地の方が若干間口が広くなります。奥行はともにおよそ4mほどでしょうか。

河川沿いに降りて整備箇所を見てみました。整備予定箇所を赤で示してみると、相当細長い範囲に設けられることがわかります。

俯瞰するとこんな感じ。

最後は計画地から望む梅田方面の様子です。いつ来てもこの堤防沿いからの眺望は心を鷲掴みして放してくれません。これだけの眺望ですので、開業時にはそれなりに話題とされ、人を集めることはできるかと思います。ただ前述の通り季節や天候に相当左右されるでしょうから、採算性の問題から恒常的にやっていけるのかな？