ごちゃごちゃした美しさ!うめきた再開発!うめきたⅡ期北街区賃貸棟の様子 22年11月の様子
大阪最大の再開発であるうめきたⅡ期の北街区賃貸棟は事務所、ホテル、商業施設などが入居する複合ビルとして2024年4月の工事完了を目指し建設中です。
計画概要
★所在地/大阪市北区大深町1番40、1番41の一部、1番18の一部
★敷地面積/8,402.88㎡
★延べ面積/65,421.20㎡
★階数・高さ/地上26階・124.30m
★工事完了予定/2024年4月下旬
向かって右側が北街区となります。その中でも地上46階・高さ約172mの一番高い建物である分譲住宅棟は、上記の建築計画のお知らせには含まれておりません。
完成イメージ図
うめきた2期全体の完成イメージです。向かって右側に複数のビルが建てられているあたりが北街区となります。
高さそのものはありませんが、低層階は互いに折り重なり合うというか、侵食し合うというか、このごちゃごちゃ感がビルの魅力をより高めています。手前の広い歩行者空間からのアプローチが参道のようです。
入居ホテル(キャノピーbyヒルトン大阪梅田)
北街区には世界の8の国と地域に32のホテルを展開しているヒルトンのライフスタイルブランドである「キャノピーbyヒルトン」が、賃貸棟の最上階を含む10階〜25階に入居を予定しています。308室の客室に加えルーフトップバーやカフェ、会議室、フィットネス、トランスファー・ラウンジを設けます。
現地の様子(2022年11月)
5ヶ月ぶりの現地となります。本計画だけでなく南街区も含めたうめきた2期のビルは、いくつかのキューブが集められたように、ビルの面があらゆる方向を向いて雑然としており、整然としたビルで構成されるうめきた1期とは大変対照的となります。
それほど高さとしてはないはずなのですが、うめきた1期のビルを下構えて屹立するガラスカーテンウォールの姿は威風堂々としたものです。
ただ視点場を変えて見ると、やはり高さ的には周囲のビルには劣ることが一目瞭然となります。
それでも下から見上げてみると、飼い主の足下にまとわり付く飼い犬のような低層部の、一見無秩序のようなごちゃごちゃ感が質的な厚みをもたらしてくれます。
グランフロント北館からの眺めです。本計画を構成するビルの位置やごちゃごちゃした造形が良くわかります。
そして整形のグランフロント北館とごちゃごちゃした本計画は2階レベルでデッキにより繋がることとなります。梅田は地下の街という側面が強くありましたが、これからはより都会感を与えてくれるちょっと目線の高いを地上レベルを、多くの人に闊歩してもらいたいと思います。
やはりここでは120m台程度だと小粒ですね。
コメントありがとうございます。
周りがそれなりの高さだけに埋没してしまいますね。
今更ですが、墓石スタイルビルばかりなのが残念です。。
梅田スカイビルに匹敵するデザインビルが欲しかったー!
コメントありがとうございます。
最近多いですよね。
なかなか大阪には純粋な全フロアオフィスというビルが計画されませんが、需要として仕方ないのかと諦めてます。