既存建物の解体が進むも今更感漂う梅田の再開発!茶屋町B-2・B-3地区市街地再開発事業 25年9月の様子

大阪市内でいつまでたっても動かない案件ベスト3に入る茶屋町B-2地区市街地再開発事業ですが、現在敷地内の既存建物の解体がやっとこさ始まっております。
計画地

計画地は阪急「大阪梅田駅」から東の茶屋町エリアの真ん中あたりに位置しています。このあたりは旗艦店となる店舗などの大型店から小さな路面店まで多くの商業施設が軒を連ね、また各種学校もあり、若者の多い街というイメージです。

計画地は梅田東コミュニティ会館とジャンカラ茶屋町店、コインパーキングからなる敷地面積約3,100㎡の区画となります。今回解体されているのは梅田東コミュニティ会館のみとなります。
計画概要

2023年8月日に大阪市長より市街地再開発組合の設立認可を受け、2023年9月された組合設立総会を経て茶屋町B-2・B-3地区市街地再開発組合(以下「再開発組合」)が設立されました。
★敷地面積/約3,120㎡
★延床面積/約30,900㎡
★階数・高さ/地上17階 地下3階・約80m
★用途/店舗・事務所・宿泊施設等
★解体着工予定/2024年9月
★竣工予定/2028年度
その際に上記内容も発表されていますが、もうすでに工程は遅れていますし、その他の内容もどうなることやら…。

以前事業協力者である東急不動産により上記のイメージパースが発表されました。ただこのあたりは大きく変わってするでしょう。
現地の様子(2025年9月)

約2年ぶりの現地訪問となります。解体が進む梅田コミュニティ会館は防音シートに覆われています。

労災保険関係成立票による建物解体工事の工期は2026年1月末までとなっています。

一方その東側ではジャンカラ茶屋町店がまだ営業を続けています。

そしてさらに東側ではコインパーキングがこちらも営業中。この2施設はいつまで営業を続けるのでしょうか?

それにしても本計画には何度も何度も何度も工期等々についてはがっかりさせられました。今回既存建物の解体が始まったとはいえ、ここ数年の梅田の大型再開発を目の当たりにした身からすると、どこか今更感が拭えません。
何度も何度も好意を伝えたものの相手にされなかった異性が、こちらの関心が他に移ったタイミングで「一回だけなら一緒に飲みに行ってもいいわよ」なんて言われても冷めた目で見てしまいますよね。

ということで本計画については引き続き追いかけるものの、工程含めてこれが最終的に決まった内容です!もうぶれません!というものを早期に発表してもらいたいものです。
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