ついに建築計画のお知らせ掲示!淀屋橋の高さ150mランドマークビル再開発!淀屋橋駅東地区都市再生事業 22年3月の様子
淀屋橋駅東地区都市再生事業は日本土地建物が所有する日土地淀屋橋ビルおよび京阪ホールディングスが所有する京阪淀屋橋ビルの両敷地を一体化し、地上28階・高さ約150mのオフィスビルへと建替える事業です。建物の解体を終え、ついに建築計画のお知らせが掲示されました!
計画概要
★所在地/大阪市中央区北浜三丁目1番1、他21畢
★敷地面積/3,940.82㎡
★延床面積/72,823.77㎡
★階数・高さ/地下3階 地上31階・149.21m
★工事着手予定/2022年6月10日
★工事完了予定/2025年7月31日
以前は地下4階 地上28階という公式発表でしたが地下3階 地上31階と表記されています。
計画地
計画地はまさに淀屋橋のど真ん中となります。北側を土佐堀通りという東西道路が走り、西側には御堂筋が走っています。
完成イメージ図
今までの御堂筋になかった他を圧する約150mという高さは、御堂筋・淀屋橋のランドマークにふさわしいものとなります。
低層階には淀屋橋広場と名付けられる4層吹き抜けの多目的広場を整備し、淀屋橋駅コンコースの歩行者空間の拡幅、リニューアルを通じ、ターミナルにふさわしい交通拠点機能を整備します。
本計画とその西で計画されている淀屋橋駅西地区市街地再開発事業で建設される135mの高層ビルが生み出す風景は圧巻です。
現地の様子(2022年3月)
淀屋橋交差点からの眺めです。御堂筋の起点はここより1kmほど北にある阪神前交差点ですが、感覚的にはこの淀屋橋交差点がスタートのような感覚があります。その入口脇に建つ本計画は御堂筋という参道に導く、神社の鳥居のような存在となりそうです。
計画地の西を走る御堂筋からの眺めです。後方に見えている長らく高層ビルの空白地帯であった淀屋橋に新しい風景を生み出し、この夏開業を予定している地上25階・高さ123mの日本生命淀屋橋ビルです。
計画地の先には中之島や大江橋の高層ビルが見えています。本計画と先ほどの日生淀屋橋ビルや淀屋橋駅西地区のビルが完成することにより、中之島から北浜まで東西に高層ビルが連続して連なる尾根が誕生します。
計画地の北を走るのは土佐堀通りです。こちらからでも中之島のビル群が見えています。上記のイメージでは計画地北側の御堂筋付近からのものばかりですが、既存のビル群と合わせて見れる視点場からの眺めも大変楽しみです。
今回ついに待ちに待った建築計画のお知らせの掲示で、より完成への期待と高揚感が高まってまいりました。願わくばしっかりと確実に高さ150mを超えてほしかっただけに、149.21mというのはじわじわと地味にダメージを受けています。
最高限度150mでしたから、想定内と言えばそうですが。。少し思うものはありますね。