まだ地下躯体工事中!25年12月工事完了予定の大型オフィスビル再開発!淀屋橋駅西地区市街地再開発事業 23年10月の様子
淀屋橋駅西地区市街地再開発組合は地権者、参加組合員として大和ハウス工業、住友商事、関電不動産が参画し、大阪市中央区北浜にオフィス、店舗、駐車場からなる地上28階・高さ約135mの高層ビルを建設します。
計画概要
★所在地/大阪市中央区北浜四丁目104番
★敷地面積/7,206.23㎡
★延べ面積/132,331.56㎡
★主要用途/事務所、飲食店、物販店舗、サービス店舗他
★階数・高さ/地上29階・134.99m
★工事着手予定/2022年11月1日
★工事完了予定/2025年12月
ほぼほぼオフィスフロアとなりますので、なかなか一般の方は足を踏み入れることはないかと思いますが、それだけに10階に設けられる展望フロアは貴重な存在となりますので、大変ありがたく待ち遠しく感じます。
計画地
計画地の東に大阪市内を南北に貫く御堂筋。そして計画地の北には土佐堀通りが東西に走っています。「淀屋橋駅」は大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」から一駅。京阪電車の始発駅となるので、ゆっくり座って京都方面まで一本で行けます。
完成イメージ図
今回新たに公開された完成イメージです。色合いが以前のものより青いガラスが強調されるものと変化しています。見方によっては野暮ったく感じられていましたので、個人的には嬉しい変更です。
建物の形状だけでなくライトアップも2層構造のようになっています。意外と大阪のビルでこのような前例はなかったかも。
高さ50mの基壇部最上階である地上11階には、一般利用も可能な庭園やカフェラウンジなどの眺望空間が整備されます。
本計画と御堂筋越しに向かい合う淀屋橋駅東地区都市再生事業とは、ツインタワーのような形となります。
1〜2階の低層部には御堂筋の玄関口にふさわしい商業店舗が導入されます。2階からは御堂筋を少し高い視点から望むことができるので、落ち着いた雰囲気の飲食店舗が入居するのではないでしょうか。
現地の様子(2023年10月)
約7ヶ月ぶりの現地となります。御堂筋と土佐堀通が交わる淀屋橋交差点の角という、大変視認性の高い立地に仮囲いされてから随分と経過しましたが、未だその仮囲いを超えて構造物を目の当たりにすることはできません。
本計画の東、御堂筋を超えた先に見える淀屋橋駅東地区都市再生事業ではタワークレーンも登場し、躯体も日に日に成長しているだけに、本件はいつ芽を出すのだろうと現場を訪れるたびに心忙しくしています。
トラックの出入りの際にちょいと敷地内を確認。地下躯体の工事が進んでいるようです。
計画地の南には建つ大人の商業施設である淀屋橋odona(床面積約4,700㎡)からの様子です。地下1階で「淀屋橋駅」と直結し、地下2階は駐車場となります。
なかなか地上に姿を表してくれない本件ではありますが、年内もしくは年明け早々にはタワークレーンも登場し、その後がしがしと東地区を追うように鉄骨が成長していくのではないでしょうか。もちろん完成後のツインタワーのような2棟の並びも楽しみですが、隣り合った2棟が共に天を目指す姿も心が躍りますので、タワークレーンの登場が待ち遠しい限りです。
構造階としては地下3階 殆どが立体駐車場で居室がないので呼称階としては地下2階。一部の既存建物の地下外壁を土留めとして再利用しています。 市役所にて縦覧確認済み。
コメントありがとうございます。
既存建物を利用しているのですね!知りませんでした。
ありがとうございます!