圧倒的な存在感!2024年春工事完了の高さ147mのオフィスとホテルの複合ビル再開発!(仮称)OM計画 大阪三菱ビル建替計画 23年7月の様子
(仮称)OM計画は三菱地所、三菱商事都市開発、積水ハウス、三菱UFJリースな4社により大阪市北区堂島浜一丁目にて2024年4月竣工を予定している大阪三菱ビルの建替計画です。
計画概要
★所在地/大阪市北区堂島浜1丁目15番地1
★敷地面積/3,571.88㎡
★延床面積/67,000.00㎡
★主要用途/ホテル、オフィス
★階数・高さ/地上32階・147.00m
★工事着手予定/2021年10月15日
★工事完了予定/2024年4月14日
入居ホテル
新しい大阪三菱ビルには「カンデオホテル 」が入居します。
★ホテル名/(仮称)カンデオホテルズ大阪堂島浜
★客室数/548室
★ホテルフロア/17階〜31階
★営業開始予定/2024年7月
全客室から大阪市街の眺望を堪能できますが、最上階の31階には「天空のスカイスパ」として展望露天風呂が設置されます。湯船に浸かりながら望む大阪の夜景は、完成イメージだけでも十分に迫力があることがわかります。カンデオホテルは心斎橋でもスカイスパ併設のホテルを建設しており、1年半後には御堂筋の南北で眺望を売りにしたスカイスパが開業することになります。是非入湯比べをしてみたいものです。
計画地
計画地は梅田エリアの中心であるJR「大阪駅」から徒歩15分ほど。歩けるといえば歩ける距離ですが、歩きたくない距離ではあります。ただ京阪「淀屋橋駅」が徒歩5分ほど南に下れば位置しているので、京都方面に向かう方はこちらのルートも便利です。
現在大江橋を含む淀屋橋エリアでは本計画以外でも昨年開業済みの日本生命新淀屋橋ビル(地上25階・高さ123m)に加え、淀屋橋駅東地区都市再生事業(地上28階・高さ約150m)、淀屋橋駅西地区市街地再開発事業(地上28階・高さ約135m)の再開発事業が進行中です。完成後には本計画に西に位置する新ダイビルも含めて一気に高層ビルが建ち並ぶエリアへと変貌を遂げることになります。
完成イメージ図
最上階の31階に展望露天風呂として設けられる「天空のスカイスパ」はイメージ図を見ると南面に開けた眺望が約束されるようです。先ほどの淀屋橋駅に建設中のトリプルタワーの姿を一望のもとに収めることとなります。
16階には「(仮称)御堂筋プレゼンテーションギャラリー」として大阪の街を一望できる展望機能を備えた空間が整備されます。本件は東西南北どちらを見ても高層ビルが見える立地ですので、この展望機能からも迫力あるビル景が拝めることでしょう。
現地の様子(2023年7月)
約5ヶ月ぶりの現地となります。工事完了まで1年を切り、まだ細部に未達な箇所はあるものの、その姿はほぼ完成に近いものとなっています。
前回も申し上げたのですが、大変青いビルです。この日はあいにくほぼほぼ曇天だったのですが、それでもこの青いガラスに覆われた姿は大変特徴的です。
そしてやはり容姿のまったく異なるお隣の新ダイビルとの並びは、いつ見ても微笑ましいものです。次回訪問時はエントランスや外構部、また堂島川に面している空間の整備が見られるでしょうか。
成長の軌跡(2022年6月→2023年7月)
計画地の南を流れる堂島川と阪神高速環状線の高架が創り出す都会的な眺めは、水都大阪に相応しい新たな景観となりました!
計画地の南、京阪中之島線「大江橋駅」から地上に出てきたあたりからの様子です。先ほども紹介した新ダイビルとの並びです。歳の離れた弟が成長し、兄の背に追いついたといったところでしょうか。
未だにお名前が判明しませんが、どんな名前になるでしょうかね。イノゲートみたいな造語か、何かの横文字か、大阪三菱ビルみたいに普通か。
コメントありがとうございます。
個人的には横文字、カタカナではなくそのまま大阪三菱ビルとかでいいと思います。