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2012年に地区計画が定められた後も動きなし!高麗橋地区計画C地区 24年6月の様子

北東からの様子

高麗橋地区地区計画は、中央区高麗橋1丁目及び今橋1丁目の株式会社日本経済新聞社高麗橋ビルと駐車場の0.5ヘクタールを容積適正配分型地区計画を適用して、良好な市街地環境の形成を図り、日経ビルにオープンスペースの確保や緑化など公共貢献を求め、東側の東横堀公園や東横堀川に向って一体性のある開放感、にぎわい、うるおいの空間を整備するというものです。A、B、Cの3つの地区より構成され、2012年に地区計画が定められたもののC地区のみが未整備のまま置き去りにされています。




計画地

位置図

計画地は大阪メトロ及び京阪の「北浜駅」から徒歩数分の南東に位置し、すぐ東には東横堀川が流れています。

地区計画概要

配置図

(1) A地区では、建築物の容積の集約化を行い、土地の高度利用と情報発信・業
務機能の更新を図る→整備済
(2) B地区では、東横堀公園に隣接する立地特性を活かしながら、一体性のある
空間整備を図る→整備済
(3) C地区では、業務・商業・居住・宿泊機能等の整備を図る→未整備

現地の様子(2024年6月)

東からの様子
北からの様子
西からの様子

未整備のC地区に建つ日経今橋ビルの様子です。1980年竣工の地上9階建のビルですが、入居者はいるのでしょうか?コロナ禍の際は自衛隊のコロナワクチン大規模接種会場として活用されていました。

東からの様子
南からの様子
西からの様子

最近ビルのが足元ではカラーコーンやフェンスが設置され、何かの整備の前触れなのか、小さな整備そのものなのかが進められています。

東からの様子
東からの様子

作業員の方々を見ていると一部塗装や営繕作業のようで、私が期待しているようなビルの建替えに繋がるものではないようです。

西からの様子

向かって左にA地区に建つ日本経済新聞大阪本社ビルです。また手前の階段や広場が横長堀川の親水空間となっているB地区です。

北東からの様子
北東からの様子

最後は天神橋からの眺めです。ながらく動きがない高麗橋地区地区計画C地区ですが、建替えでなければ業務・商業・居住・宿泊機能等に供する内容にビル1棟を用途変更するかもしれません。前述のビルの足元での動きがそれらの兆しなのでしょうか?それとも私が妄想を膨らませ過ぎですかね。いずれにしても引き続き注視していきたいと思います。

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