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建物解体に着手!莫大小(メリヤス)会館解体工事 23年4月の様子

北からの眺め

建物解体を前提として2022年7月31日に閉館した福島区にある莫大小会館が、このほど本格的な解体工事に着手しました。1929年に大阪輸出莫大小工業組合のビルとして竣工し、建物の老朽化や耐震性に問題があることから閉館、解体となったようです。




所在地

所在地である福島区福島3丁目は堂島川の北側、福島区の中心であるJR及び阪神の「福島駅」からは直線距離で約800m。徒歩20分ほどは要します。最寄駅としては京阪中之島線「中之島駅」が徒歩5分ほど南に位置していますが、この京阪中之島線がなんせポン○ツなので、正直心理的な距離感のある立地ではあります。

南北に大変細長い建物が敷地めいいっぱいに建っています。敷地面積は約700〜750㎡ほどでしょうか。




現地の様子(2023年4月)

北からの眺め
西からの眺め
南西からの眺め

1929年に竣工し、80年近くこの地において、エリアの歴史として時を刻んできた建物が姿を消すことに一抹の寂しさはあります。

労災保険関係成立票等

労災保険関係成立票によると工期は10月31日までとなっています。注文者の都市環境開発は関西圏を中心に新築分譲マンションなどを手掛けています。

南西からの眺め
南からの眺め
南東からの眺め
東からの眺め

莫大小会館には大小3つの駐車場が隣接しています。一番敷地面積の広い莫大小会館裏手のコインパーキングは建物解体に伴い閉鎖され、工事敷地に組み込まれています。その他2区画のコインパーキングも作業員用の駐車場として使用されているようです。

莫大小会館だけでは心許ない面積、形状ではありますが、隣接するこれらコインパーキングを合わせますと2,700〜2,800㎡の整形地となります。タワーマンション需要の旺盛なエリアですので、解体後一体化されることがあれば大変注目な案件となってきます。

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