総戸数648戸!京阪古川橋駅前のタワーマンション!門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業 シティタワー古川橋 24年3月の様子
2021年6月、門真市は「門真市幸福町・垣内町まちづくり用地活用事業」において、住友不動産を代表とし、京阪不動産、ミサワホームを構成員とするグループを優先交渉権者として決定しました。そしてその後基本協定の締結や、土地譲渡の契約、所有権移転及び引渡しなどを経て、2023年10月31日より工事着手されています。
計画地
場所は京阪「古川橋駅」の北側、旧門真市立第一中学校跡地などとなります。「古川橋駅」は日中は普通のみが停車する駅ですが、朝夕のラッシュ時は区間急行も停車するので、そちらを利用すると大阪市内から約15分ほどで到着します。
「古川橋駅」からのシンボルロードは普賢寺古墳(円墳)の円をモチーフにした4つの輪(広場)をつなぎ、図書館などの文化施設も整備されることで、居住者のみならずや地域住民・来街者が回遊する、まちの賑わいと交流を創出するデザインとなっています。
計画概要(シティタワー古川橋)
★敷地面積/8,527.00㎡
★延べ面積/68,991.54㎡
★階数・高さ/地上41階・137.02m
★総戸数/648戸
★工事着手予定/2023年10月31日
★工事完了予定/2026年11月30日
★入居(引渡)予定/2027年3月中旬
完成イメージ図
上記のイメージがシティタワー古川橋の公式サイトより発表された最新のイメージです。他のイメージは以前のものですので今後はこちらが基本となってくると思われます。
核となるシンボルタワーは都会的で洗練されたモノトーンを基調とし、地上41階、高さ約137m、全648邸からなります。360度顔となるデザインで門真市民だけでなく他の市からも住みたいと憧れを持たれるようなランドマークを創出するようです。
「古川橋駅」からシンボルロードにより誘われ、タワーマンションの足元まで来ると緑をふんだんに取り入れた公開空地が設けられています。そしておそらく低層部にはスーパーなどの生活利便施設が入居すると思われます。
現地の様子(2024年3月)
「門真市幸福町・垣内町まちづくり用地活用事業」全体の施工区域としては約2.8haほどありますが、現在工事に着手されているのはシティタワー古川橋の建設される事業用地のみのようです。
当初計画では総戸数567戸と、これでも十分に巨大な規模ではありましたが、シティタワー古川橋のサイトによると648戸と、さらに規模を増しています。
当該地と「古川橋駅」から北西に向かって伸びる商店街に挟まれた区画でも更地となっている敷地地が見られます。上記の配置図には描かれていませんが、当該地と既存商店街との一体感を生み出し、回遊性を高める効果のある空間となってもらいたいですね。ちなみにこの商店街の雰囲気個人的にめちゃくちゃ好きです。
最後は京阪「古川橋駅」の京都方面行きホームからの現地の様子です。3年後には見えている北口ロータリーの先にシンボルロードが伸び、その先にランドマークとなる高さ約137mの本件が聳え立ち、古川橋駅北口は大きく変貌を遂げることになります。
現在は駅の南口に商業施設や金融機関が集中し、ロータリーも北口は貧弱なため、どうしても南口に比べて見劣りしてしまいますが、総戸数648戸のマンションや図書館などの文化施設の誕生により活性化された北口が、古川橋駅エリア全体に風通しの良い雰囲気を創り出してくれそうです。
当該地と既存商店街との一体感を生み出し、回遊性を高める効果のある空間は心配ですね・・。
住友不動産は曽根崎で恐ろしいほど地域と一体感がない開発をされているので、行政がしっかり条件として付けて監視しないとめちゃくちゃになりそうです。
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り既存商店街と調和することなければ、無駄な不協和音を生み出すことになりますからね。
逆に融合できれば、より人を呼び込めるものとなるかと思いますので、デベさんには期待したいです。
去年の9月に現地を訪れた時、建築計画のお知らせが3つあり、すべて高さも延床面積も異なっていて、写真撮ってたら地元の人であろうおっさんに、「どれが正しいんや?」的な事を聞かれたのですが、どうなんでしょうね。
コメントありがとうございます。
資料によって異なるのは時々ありますね。届出先などにより解釈が異なるのでしょうか?