新館が閉鎖!テナント退去が進む淀屋橋のオフィスビル!日生伏見町ビル本館&新館建替え計画 24年7月の様子
大阪市中央区伏見町にある日生伏見町ビルが建替えに向けて、入居しているテナントの退去が進んでいます。
計画地
計画地は大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋駅」から徒歩2分の大変アクセスに優れた立地です。
日生伏見町ビルは1974年竣工の本館と、1980年竣工の新館から構成されています。
現地の様子(2024年7月)
約半年ぶりの現地となります。東棟となる新館がどうやら閉鎖されたようです。
本館については地下の中華料理店は営業されているようですが、その他のテナントはもうほぼ退去されているのではないでしょうか。
本館・新館ともに2016年にバリューアップ工事が実施されています。まだ7年しか経過していないのは、なんとなく勿体無く感じます。
敷地面積は本館が約1,900㎡、新館が約1,000㎡と合わせて約2,900㎡ほど。多く見積もっても3,000㎡には足りないと思います。
以前ビルの建替えと表記されていたテナント退去文は全て無くなっていました。建替えについてどこからもアナウンスはありませんが、確実にテナント退去が進んでいることから間違いはないでしょう。
本件は御堂筋沿いというわけではありませんが、すぐ北では淀屋橋駅西地区市街地再開発事業が、そして南では大阪ガスによる複合ビル開発が着工を待つばかりという、オフィス需要の旺盛なエリアに位置します。おそらくオフィスへの建替えが本命かと思いますが、ここまでテナント退去が進んでいるので、そろそろ建替え後の姿を発表してもらいたいたいものです。3,000㎡という敷地面積ですので、どこまで高層化できるのか。高層ビル好きとしては、やはりその点が大変気になりますね。
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