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27年春に工事完了!堂島の複合高層ビル再開発!(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画 パークタワー大阪堂島浜 25年1月の様子

南からの様子

(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画は大阪市北区堂島浜にある古河大阪ビル本館及び西館を、分譲共同住宅(パークタワー大阪堂島浜)とホテルからなる複合ビルに建替えるプロジェクトです。




計画地

位置図

場所は大阪駅や各社の梅田駅から10分から15分ほど南へ下った、四つ橋筋の西側に位置しています。梅田の北東にある茶屋町付近からでも地下街でこのあたりまで繋がっています。

位置図

計画地の北には高さ195mの超高層ビルが建設される再開発案件ブリリアタワー堂島と、南の中之島フェスティバルタワーと中之島フェスティバルタワーウエストの高さ約200mにもなるツインタワーに挟まれていることがわかります。200mクラスの狭間で埋没することなく、160mの高さを確保できたのは高層ビル群好きからすると大変意味があり、喜ばしいことです。

計画概要

建築計画のお知らせ

★事業主/三井不動産レジデンシャル株式会社

★設計者/清水建設株式会社

★所在地/大阪市北区堂島浜二丁目4番1外

★敷地面積/5,755.23㎡

★延べ面積/75,102.00㎡

★階数・高さ/地上40階・161.85m

★主要用途/分譲共同住宅、ホテル、飲食店舗

★工事着手予定/2023年5月下旬

★工事完了予定/2027年5月末

住宅フロアの中間にホテルを挟むという、近接地で進められているONE DOJIMA PROJECTと同じような構成となるようです。

◼️分譲マンション概要(パークタワー大阪堂島浜)

★総戸数/513戸

★間取り/1LDK〜3LDK

◼️ホテル概要

★客室数/220室

★開業時期/2027年春予定

★付帯施設/レストラン、バー、ゲストラウンジ、フィットネスジム

※入居ホテルについては三井ガーデンホテルズの新たなブランドタグラインとして設定される「Stay in the Garden」が本件では採用されるようです。

敷地は上から見ると逆L字となっています。南側の広い敷地に高層棟、北側の狭い敷地に低層棟が配置されます。

完成イメージ

南からのイメージ

堂島川とライトアップされた阪神高層の橋脚が足元を彩り、洗練されたその姿がより映えます。

頂部イメージ

やはり一番目を引くのは非対称デザインの頂部です。強く個性を主張し、遠くから見ても一目でわかるアンシンメトリーな頂部の輝きが、自らの矜持を誇示しているようです。

南東からのイメージ

頂部のデザインは水の流れを象徴的に表しているそうです。曲線を用いたデザインの一方を高くすることで上流から下流へと流れる水の動きを表現しており、この動きのイメージは堂島川の流れとシンクロしています。

東からのイメージ

東からの夕景イメージには本件の後方にブリリアタワー堂島が描かれています。東京建物は名称に堂島のみ、三井不動産レジデンシャルは敢えて大阪を冠して大阪堂島浜。こういう名称ほんまにやめてもらえませんかね。

エントランスアプローチイメージ

イメージによると煌びやさを抑えつつ、それでも最低限の品の良さは備えているといったところでしょうか。

ANNEX棟イメージ

高層棟から道路を挟んで南。堂島川沿いに設けられるANNEX棟のイメージです。川の流れと緑に囲まれて四季の移ろいを感じられるステージです。

現地の様子(2025年1月)

東からの様子
南からの様子
南西からの様子

以前訪れた昨年5月はまだまだまだ芽を出したばかりでしたが、この7ヶ月間でここまで育ちました。今回写真は撮れていませんが、阪神高速池田線を走行中でも大変存在感があります。

南からの様子
北からの様子
北西からの様子
西からの様子
南西からの様子

存在感はあるのですが露わになった低層部は正直なんとも平凡な印象を受けるのですが、みなさんはどう感じておられるのでしょう?

南東からの様子

もう一度ブリリアタワーと絡めた様子です。四つ橋筋と中之島通が交わる渡辺橋南詰交差点からの眺めはブリリアタワーが一番美しく見える視点場だったのですが、本計画の成長により現時点でもその姿は半分くらい隠れてしまいました。

200mクラスの狭間で埋没することなく、160mの高さを確保できたのは高層ビル群好きからすると喜ばしいと前述しましたが、個々のビルの美しい姿を見れなくなるのはやはり残念ですね。

南西からの様子

少し離れた南西方面から見ると2棟が適度な距離感となります。

そして衣を纏ったような曲線が印象的なブリリアタワーが大阪の高層ビルの外観ハードルを上げ、また住居&ホテルという同用途な存在だけに、どうしても比較されてしまう両ビルではありますが、本計画が成長するにつれ、ともにお互いを高め合っているように美しく見える存在となってほしいですね。

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