中之島3丁目の最後の空白が埋まる!高層ビル街で埋蔵文化財調査! 中之島三丁目共同開発Ⅳ期計画 25年9月の様子

中之島3丁目にあったKF-Park中之島(コインパーキング)が閉鎖され、敷地内では埋蔵文化財調査が始まっています。そして早くも現地には建築計画(予定)のお知らせが掲示されました!
計画地

大都会大阪のど真ん中にありながら一日の乗降客数が1万人弱しかない京阪「渡辺橋」が最寄駅となります。梅田付近からですと大阪メトロ四つ橋筋線で一駅となる「肥後橋駅」を利用することになります。敷地面積は2,500㎡程でしょうか。

ちょっとわかりづらくて申し訳ないのですが、計画地は南を除いて三方を高層ビルに囲まれています。

俯瞰した様子です。関電ビルディング(高さ195.45m)ダイビル本館(高さ108m)、中之島ダイビル(高さ160m)に威圧されてているようで、少々肩身が狭そうな立地です。
計画概要

★建築主/関電不動産開発
★設計者/日建設計一級建築士事務所
★敷地面積/21,089.32㎡
★延床面積/10,715.98㎡
★用途/事務所
★工事着手予定/2026年4月
★工事完了予定/2028年10月

立面図には先行開業している周囲の高層ビルもさらっと描かれています。先ほど申したようにこら肩身狭いわ。それにしても(予定)という予防線を張った建築計画のお知らせは初めて見ました。
現地の様子(2025年9月)


前回訪問したのがまだ2ヶ月前ですので、約1年近く工期のある埋蔵文化財調査はまだまだ序盤には変わりなく、特に前回から比べて目を引くものはありません。



計画地の北、ダイビルをデッキからの眺めです。立面図からすると建物は敷地のやや東側に建てられると思われます。


こちらは計画地の南、三井ガーデンホテル大阪プレミア(客室数271室)のデッキからの眺め。ともに2階レベルからの様子です。


ダイビル側のデッキには行き詰まりの南側に延びた展望デッキのような箇所があります。もちろんこれは本計画とつながることを想定し先行整備され、ながらく放置に近い状態にあったデッキです。


計画地の南にある三井ガーデンホテル大阪プレミア(客室数271室)でも近い形のデッキが存在しています。これらは本計画の完成によりついにつながり、中之島地区の回遊性をより高める存在となります。

最後は後方に控えるお兄さん方とまだ種も植えられていない本計画の様子です。このような高層ビルに囲まれた立地ですので低層のビルになることは予想していましたが、まさかオフィスビルとは…。なんとなく隣接する三井ガーデンホテル大阪プレミアのようなホテルかと勝手に想像していました。あいかわらず予想は外しまくりですわ。
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