2023年度までに処分予定!市岡商業高校跡 21年10月の様子
もと市岡商業高校跡はJR大阪環状線及び大阪メトロ中央線の「弁天町駅」から西へ徒歩数分の大阪市港区弁天1丁目にあります。
市岡商業高校は2014年に閉校となり、その後校舎はそのまま放置され、敷地への立ち入りは禁じられています。
こちらが正門となるのでしょうか。訪れる人はなくても時を刻み続ける時計が妙に切ないですね。
この市岡商業高校跡地は約19,000㎡にも達し、また交通至便であることから開発ポテンシャルが非常に高い敷地であり、港区東部地域の今後のまちづくりにおいても重要な役割を担うことが期待されています。
2013年にはマーケットリサーチ(市場調査)を実施し、その際の内容を受けて売却に向けた公募条件を決定しました。その後2014年には大学の設置を条件とした入札を行いましたが、申し込みがなく不調に終わった過去もあります。
この約19,000㎡にも及ぶ広大な敷地を大阪市は2021年から2023年の間に処分すると予定とされています。前回の結果を踏まえ条件を変えた形で公募型プロポーザルとなるのではないでしょうか。
梅田や難波、御堂筋などの中心街とは異なる弁天町エリアですので用途も限定されるかとは思いますが、新今宮の星野リゾートの件もありますので、少々夢を見たい気持ちもあります。
「弁天町駅」は大阪駅や関西空港からもJR一本で繋がり、将来的にはIR進出が確定すれば計画地の夢洲とも大阪メトロ一本で繋がります。ホテルもあながち無い話しではないのかもしれません。
ただ個人的には上記の「もと淀川区役所跡」のような足元に公開空地を設け、低層階に商業施設や図書館、集会所などを併設した無難な高層住宅棟となるのではないかと予想しています。
そして敷地面積約19,000㎡をそれだけで埋めるのは難しいでしょうから、ツインタワーの開発としてくれると高層ビル好きとしては嬉しい限りです。
この200m級のビルに新たに同規模のビルが加わる風景を想像すると、もうワクワクが抑えられません。勝手に想像して勝手にワクワクしてたら世話ない話しではありますが、敷地面積や立地的に期待したくなる案件ではあります。
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