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2025年春の供用予定!JR弁天町駅新駅舎及び連絡通路整備 23年10月の様子

南東からの眺め

JR西日本は2022年11月に、2025年開催の大阪・関西万博向けた取り組みとして、万博会場へのメインアクセスとなる大阪メトロ中央線とJR大阪環状線の乗換駅「弁天町駅」の新改札口の整備などの改良工事を発表しました。




計画地

計画地は環状線の「弁天町駅」東側にある2014年に閉館した交通科学博物館の跡地、東西約30m、南北約150mほどの細長い敷地の一部に迫り出す形で新駅舎を設けます。

計画概要

出典:JR西日本

上記の完成イメージは北からの眺めとなります。既存の南北改札の間に位置する場所に新駅舎を整備し、新改札口(仮称:新南口・新北口)を設置します。

万博開催期間中は既存の南北改札口を活用することで安全性を向上し、万博終了後には既存の南北改札口は、新駅舎に設置する改札口に機能を集約させます。

出典:JR西日本

JR西日本のニュースリリースの中には新南口、新北口、内回りホーム口という3つの改札口の名称が登場します。新南口は外回りホームへの専用改札口で間違いないでしょう。そして反対の内回りホームには新北口と連絡通路への最短口となる内回り口という2つの新改札口が設けられるという理解でよいのでしょうか?




現在の連絡口の様子

JR「弁天町駅」

新駅舎、新改札口(新南口、内回り口)が設けられる駅東の様子です。長方形のまとまった敷地がありますが、今回の新駅舎はこの敷地の一部に整備されます。

JR「弁天町駅」ホーム南端

現在はJRから大阪メトロに乗り換える際は、ホーム南端にある階段をまず降ることになります。

JR「弁天町駅」改札付近

階段を降りて既存の南口改札を抜け、目の前の階段を昇ります。

大阪メトロ「弁天町駅」改札付近

階段を昇るとその先に大阪メトロの改札口が見えてきます。そしてホームへは改札を抜け、階段を昇ることとなり、両者のホームからですと3回階段を利用する必要があります。新たな連絡通路は赤い◯で示した付近から設けられると思われます。

東からの眺め

ざっくり新連絡通路を示してみました。大阪メトロの改札口からホームへの階段はもちろんそのままですが、少なくともJR側の改札内の階段と、両者の改札外の階段は利用することなくバリアフリーな行き来が可能となります。




現地の様子(2023年10月)

北西からの眺め
南西からの眺め
掲示物等

工期は2025年3月31日までとなっています。2025年4月13日から大阪・関西万博が開催されるので、2週間前に供用されることになります。

東からの眺め
南からの眺め
南からの眺め

まだ本格的な工事に着手されている様子ではありませんでした。年明けからでしょうか。

南西からの眺め
北西からの眺め
北東からの眺め

交通科学博物館跡地の南に位置する駅前ロータリーも、半分ほどが閉鎖されています。駅寄りのこのあたりに連絡通路が設けられます。

南からの眺め

最後はもう一度交通科学博物館の様子です。今回の新駅舎及び連絡通路の整備は2025年の大阪・関西万博にあわせたものですので、それまではこの広大な敷地も駅舎改修工事の資材やや車両の乗り入れとして使用されるでしょう。その後についてはこれだけの駅前にまとまった整形地を放置することは考えづらく、なんらかの再開発が動き出すと思われます。

完成イメージを見ると、そのまま建物の中に組み込まれることを想定しているような簡易なつくりにも見えなくありません。はたして環状線の西の拠点駅となりうる駅ビル再開発となるでしょうか?

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2件のフィードバック

  1. さんたん より:

    弁天町駅周辺の超高層ビルが3兄弟と1舎弟の現状から、5兄弟、6兄弟になってくれる日を夢見ております。

    • osakanearfuture より:

      コメントありがとうございます。
      市岡商業跡地がその夢を叶えてくれるといいですね。

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